「北国の幸せ家族に乾杯!!」

教室の机インターネットのお蔭なのか、それとも交通の便が良くなったせいでしょうか。
最近、遠くから「きらら館」に足を運んでくれる方が多くなりました。

先日、お見えになったBさんは、なんと東北地方・某県からのお越しでした。

きらら「遠いところをわざわざ恐縮です。お待ち申しておりました」

Bさん「いえいえ。占いが好きで、先生のことはインターネットでよく拝見しているのですが、是非、ホンモノのきらら先生に会いたいと思い、新幹線で飛んで来ました」

きらら「ありがとうございます。さぞかしお疲れでしょう。お時間のことは気にしないで、どうぞごゆっくりしてください。――珈琲、お飲みになります?」

珈琲の香りのなか、ひとしきりお国自慢に花を咲かせたBさん。
さてと、大事そうに取り出したのが1枚の写真です。

Bさん「先日、息子夫婦の間に生まれた孫なんですが、すくすく育つように、きらら先生にお名前を選んで戴こうと思いまして……。息子から『父さんが早く亡くなった後、再婚もしないで育ててくれた母さんに感謝の意味を込めて、僕たちにとって初めての子どもの“命名権”をプレゼントします』って言われたんです。でも、イザとなったら、あれこれ迷ってしまって……。息子夫婦とも相談のうえ、じゃあ、きらら先生に鑑定して戴こうということになってお伺いした次第です。これが息子たちと私が、候補としてあげた名前です。10個ほどありますが、この中から、きらら先生が、孫に一番ふさわしいと思う名前を選んでください」

きらら「大役ですが、承知致しました」

Bさんとお孫さん、そして息子さん夫婦のお名前と生年月日をお伺いして、念には念を入れて鑑定させて戴きました。

きらら「お孫さんは、お嫁さんの性格そのままに、とっても明るく優しい性格の持ち主です。直観力に優れ、こうと決めたことをトコトン追及する学究肌の面も持ち併せています。将来は研究者や学者の道に進まれると大成すると思います。健康にもまったく問題はありません。そうした願いを込めて、私はこの名前を選ばせて戴きました」

Bさん「ありがとうございました。この名前は息子が考えた名前です。本人は教師ですし、亡くなった夫も教師でした。私の父も大学で教鞭をとっていましたし、ひょっとして、この子は夫か父の生まれ変わりかしら?」

きらら「子どもは次代の日本を担う“宝物”です。三代にわたる教育者を目指して、どうぞ惜しみなく愛情を注いで、大切に育ててあげてください」

Bさん「息子夫婦にも、きらら先生のお言葉をしっかり伝えます。東京まで来た甲斐がありました。今日はお忙しいところ、本当にありがとうございました」

きらら「お天気もいいですし、この後は東京見物でも……?」

Bさん「いえ。きらら先生に鑑定して貰った素晴らしいお名前を一刻も早く、息子夫婦に届けたいので、このまま真っ直ぐ帰ります」

きらら「これから寒くなります。どうぞ風邪など引かぬようごお身体を労わってください。また、何かありましたら、お電話で結構ですから、どうぞ遠慮なくご相談ください」

北国の幸せ家族に乾杯!!――温かいご家族の顔が目に浮かぶ、ほのぼのとした気持ちにさせられた今日の鑑定でした。

きらら(11/24)