「蟹様のお導き」

先日、10年近く前、北海道の百貨店で開催された占いイベントで知り合った道東の漁師さんご夫婦がきらら館にお見えになりました。

入館後、「お久しぶりです」と挨拶されたものの、どこの誰やら?
しばらく話をしているうちに「あ~、あの時、蟹の話をしてくれた漁師さんだ」と思い出した次第。

「ごめんなさい。あんなに面白い話をしてくれた方を忘れるなんて…」

上京したのは末の娘さんの結婚相手のご家族に会うためとのこと。
「明日、ふたりで相手のご自宅にお伺いするのですが、東京には知り合いがいないので、心構えをきらら先生に教えて戴きたいと思ってお邪魔しました」

「それは、それは…。神様ならぬ蟹様のお導きですので(笑)腕に撚りをかけてお手伝いさせて頂きますわ」

早速、娘さんとお相手の方の生年月日をお伺いして念入りに鑑定、ご夫婦に鑑定結果を伝授。
本題落着後、あの当時の「蟹」の思い出話に花を咲かせました。
(以下次号)

きらら(4/15)