「人生の禍福はすべて“縁”の為せるわざ」
猛暑と豪雨、加えてコロナ患者数の高止まり。
一体、日本はどうなっているのやら。
きらら式占いによれば、こうした落ち着きのない世相は「2025年あたりまで続く」と出ています。
こんな時こそ付和雷同、軽挙妄動は禁物。
丹田に力をいれて沈思黙考、次の時代に備えてください。
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猛暑のなか、2年ぶりに山口県のWさんがご来館。
「きらら先生、ご無沙汰です」
「あらまあ、久しぶり。お変わりありませんか」
「おかげさまでこの通り。――コロナ、コロナで、わたしも久しぶりの東京よ。
今回は2日間しかいられないんだけど、東京に来たからには何はさておき『きらら館』と思ってwww汗を拭き拭きお邪魔しました」
「恐縮至極、ありがとうございますwww」
クーラーを強めにして、冷たい麦茶をお出しします。
「以前、観てもらった娘だけど、去年、無事に結婚しました」
取り出したのが、ふたりの結婚写真と大きいお腹の現在のスナップ写真です。
「うわ~。幸せいっぱいのいい写真だわねえ」
――この秋にはわたしもお婆ちゃんよwww。まだどちらか分からないけど、『女の子だったら命名はきらら先生にお願いしたい』と娘から言付けがありましたので、その節はよろしくお願いします」
「喜んで…。でも男の子だったら?」
「旦那さんの親が付けるんですって。何しろ感覚が昭和の家柄だから…www」
「でも娘さんは、いい意味で古風だから、そんな家風にピッタリのはずよ」
「向こうのご両親にも実の娘のように可愛がられており、わたしもひと安心。でも、結婚前に鑑定してもらった時、わがままな娘なので心配していたのですが、きららさんに『娘さんのお相手との相性は申し分ないし、特に嫁ぎ先のお父さま、お母さまに可愛がられ、幸せな結婚生活を送れます』と珍しく断定的に言われたことを改めて思い出します」
「昔ほどではないにしろ、特に地方では、『結婚はふたりだけでなく、家と家との結びつき』という考えが色濃く残っています。
そういう意味では娘さんの結婚は珍しいほどピッタリです。
人生の禍福は“縁”の為せること。どうか『この良きご縁に感謝、毎日を元気に送ってください』とお伝えください」
「ありがとうございます。――お邪魔したばっかりですが、今日はこの辺で失礼します。無事に出産が終わりましたら、また報告に上がります」
「東京ほどではないにしろ、今は地方も大変です。どうかコロナに罹らないよう娘さんにもよろしくお伝えください」