「心配無用、お孫さんの前途は洋々ですよ!」
「暑いわねぇ(´;ω;`)」が挨拶代わりの毎日。
夏本番はどうなるのでしょうか。
ありきたりですが、くれぐれもご自愛ください。
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「こんにちは。――でもホントに暑いわねえ」
午後3時、小さな扇風機を手にしたBさんが飛び込んできました。
「さあさあ、風を入れて。はい、冷たい麦茶を召し上がれwww」
ひと息入れて本題に。
「この前、先生に占っていただいた孫の就職の件ですが、おかげさまで希望する建設会社の内定をもらうことができました。本当にありがとうございました」
「おめでとうございます」
「きらら先生に『あれこれ心配しなくても大丈夫よ』って言われた時は、あまりにもサラッというので、気休めかな?と思って…本当に失礼いたしました」
「鑑定時に言った通り、お孫さんは、あなたのご主人のDNAの影響なのか、確たる自分の意志を持った快男児です。ダム建設の技師という職業は彼にはうってつけ。将来は狭い日本を飛び出して海外で活躍するエンジニアになると思いますよ」
「あらまあ。わたしじゃなくて主人の影響ですかwww。でも、外国に行ってしまうと、本家を継ぐ者がいなくなってしまいます」
「昭和生まれが何を心配しているんですかwww。時代は変わりつつあるんですよ。その時はその時、あなたたちのお孫さんじゃないですか、彼なりに善処してくれるはずです」
「先生の言葉で、安心してお迎えを待つことができますwww」
「何をおっしゃいます。彼がお嫁さんをもらって曾孫を抱くまでは元気でいなくちゃダメですよ」
「ひょっとして、碧い目の曾孫だったりして…www」
「とにかく今年の夏は“熱帯”です。暑さに負けないようにしてください」
きらら(7/4)