「人間は生かされて動物!」
外国ではマスクを付けない人が多いようですが、日本ではいまだに“必需品”。
マスクの着用はいつまで続くのでしょうか。
と、思案しつつも、今日もいそいそマスクを捜す自分に苦笑い。
さて、今週から9月、秋はもうすぐ。
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築地のお爺さまが久しぶりにご来館。
「ホントにしばらくぶりです。――電話をしても留守電、暑中見舞いを出してもナシのつぶて、心配していたのですが、お元気そうで何よりです」
「失敬、失敬!www――格別、暑かったし、何かと世の中が騒がしいから箱根に隠遁してたんだよ」
「それならそれで、ご一報くだされば…」
「『憎まれジジイ、世に憚る』だからなwww。――そうそう、今日は、これをきらら先生に聞ききたくて来たのだが、実は箱根に滞在中に変な夢を見たんだよ」、
「どんな夢ですか?」
「死んだ親父と兄貴が夢に出てきたのだが、奇妙なのは、ふたりが乗ってたのが、真っ黒のバスなんだよ」
「ヘ~ッ、黒いバスですか?」
「ふたりと会って話がしたくて、急いで切符売り場に行ったんだが、売り場のおばさんが、『あなたはダメ!』って売ってくれないんだよ。そこで『何でだよ?』と、文句を言ったところで目が覚めて…。これまでに黒いバスなんか見たこともないし、親父と兄貴以外にも、いっぱい乗ってたし結構、不気味だったよ」
「ユニークな夢ですがwww、普通、夢は潜在意識が具現化するものです」
「潜在も何も、黒いバスなんか、想像すらしたことないぞ」
「夢の中の黒色は、占い的には『禁止』を意味する色ですから、黒いバスというのは最初から“乗車禁止”ということです。つまり夢の中のおふたりは『お前にはまだやり残したことがある。俺たちのところへ来るのは時期早尚だ!』と“忠告”したかったのだと思います」
「もうやり残したことなんかないけどなwww」
「何をおっしゃいます。お爺さまは、いつも『人間は生かされている動物だ。何事も天命に従うべきだ』と、おっしゃってたじゃないですか。それなのに、そんな投げやりな言い方をするなんておかしいですよ」
「今日のきらら先生は、随分と厳しい鑑定だなwww」
「そら、そうですよ。わたしは、占い以外は、自称・お爺さま塾の“1番弟子”ですからねwww。憎まれジジイらしく、天命に従って長生きしてくださいね」