「笑顔に勝る妙薬なし」
晴れ時々曇り、所によっては雨。
こんな天候の毎日ではスッキリした衣替えはもう少し先?
ちょっとした油断で体調を崩すこともあります。
くれぐれも気をつけてください。
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今日のお客さまはFさん。
以前、お見えになった時は暗い表情だったのですが、今日は別人のような明るい顔です。
「先生、こんにちは!(^^♪)(^^♪)」
(この前のわたしの話が役に立ったのかなと思いつつ)煎茶党のSさんのために昨日、静岡から届いたばかりの新茶を淹れます。
「うわっ、美味しい。さすがは新茶、香りがメッチャいいですね」
前回の相談は階段から落ちて複雑骨折、入院中のお母さまの介護に関する悩みだったのですが、その時の会話を下記に再現してみました。
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「娘として、優しい気持ちで介護したいのに、そんなわたしの気持ちも知らずに我が儘ばっかり言うので、ついつい口喧嘩。母も思うように動けないのでイライラしているのでしょうが、それをわたしにぶつけられては、もうノイローゼになっちゃいそうです」
う~ん、よくある介護ざれる母と介護する娘の口喧嘩に、占いがどこまでお役に立てるのか。
まず、お母さまとSさんの性格を鑑定、母娘の相性を鑑定したうえで、次のようなお話をさせていただきました。
「明るく、とっても優しい、やや自己中心的なところがあるお母さまですが、決して周りの人に不愉快な思いをさせない徳な性分です。何よりSさんのことを愛しており、忙しい中でのあなたの介護に感謝しているのですが、現在は身体が思うように動かないこともあって、素直になれない自分自身に腹を立てているのでしょうね」
「わたしは、介護をしてあげているという気持なんかサラサラないのですが、母には恩着せがましく見えているんでしょうかね。わたしが良かれと思ってしたことに、イチャモンばかり。動けないのに口だけは達者なので、売り言葉に買い言葉、わたしも頭に来てついつい言い返してしまうんですwww」
「Sさんもお母さまと似たような性格ですが、根本的に違うのは、何事も理詰めというか、自分が納得しなければ気が済まないところがあり、それがストレスでイライラしているお母さまにしてみれば、まどろっこしく感じ、親子ということで八つ当たり気味になるのではないでしょうか」
「仮に、きらら先生がわたしの立場なら、どう接します?」
「そうねえ。わたしなら、そういう人には、どんな言葉をかける時でも、笑顔を欠かさず接するようにするわね」
「理不尽な文句に対してもですか?」
「退院する日までの僅かな期間じゃない。まともに受け答えするのではなく、理詰めの会話はしばらく封印。動きたくても動けないケガ人の気持ちに寄り添って笑顔で接すれば、いくらお母さまでも文句のつけようがないんじゃないかなwww」
「急に笑顔で接すれば、娘はおかしくなったんじゃないか?と思わないかなwww」
「笑顔に勝る妙薬なしよ!」
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「先生、ホントにありがとうございました。まさしく『笑顔に勝る妙薬なし』でした。――最初はわたしの笑顔もぎこちなかったせいか、母も怪訝な顔をしていたのですが、次の日からは嫌味の言葉は皆無。ウソみたいに普段の明るい母親に戻りましたwww」
「これでお母さまの退院も早くなるんじゃないかしらwww」