「“孫想い”と“お節介”」

久しぶりに秋晴れの日が続いています。

これでこそ「日本の秋」

旅行に、運動に、読書に励んでください。

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今日のお客さまは可愛いお嬢ちゃんを連れたWさん。
相談内容は子育てをめぐるお姑さんとの問題です。

自慢じゃなくwww今まで初対面の子どもに愚図られたことは一度もないのですが、Rちゃんもわたしの顔を見て、終始ニコニコ😊
「お年は幾つかな?」の問いにしばし考えて小さい指を2本。
「お名前は?」、「Rです」
ホントに、子どもは無条件で愛らしいもの。
肌を離さず、手を離さず、目を離さず、常にありったけの愛情を注ぐべき宝物です。

さて、Wさんの相談は、Rちゃんをめぐる義母さまとの確執について。

「この子に対してお義母さまが、あれこれ口出しするのが原因でしょっちゅう衝突。主人は『まあ、お母さんをいい意味で利用するつもりで、仲良くしろよ』と真面目に相談相手になってくれません」

よくある相談です。
お義母さまは、時代の変化をあまり考えす、何事につけ自分が育った時代の考えをもとに「良かれ」と思って言っているので、いわば「孫想い」vs「お節介」の衝突だけに、ある意味、厄介です。

Wさんとご主人、Rちゃん、お義母さんの生年月日をお聞きし、鑑定を開始。

「まず、お義母さまから。――とっても愛情深い方です。あなたのご主人も大事に育てられたはず。あなたにとってはお節介ですが、今後もしばらくは、お義母さまの“愛情注入”が止むことはないでしょう。しかし、2歳になったばかりのRちゃんに何よりも必要なのは大きな愛情です。それに、あなたは再来月にも職場復帰するんでしょ。Rちゃんも保育園、幼稚園に入れば自分なりに社会性を持つようになります。それまではご主人が言うように、お義母さまと仲良く、Wさんが一歩引く形でもいいから子育てに励んではいかがでしょうか」

「わたしは幼稚園に入るまでにピアノをはじめ、色んな習い事をさせたいと思っているのですが、愛情だけで大丈夫でしょうか」

「さっきも言いましたが、2歳のRちゃんに必要なのは、習い事より愛情です。それに彼女はご主人に似て自立心のある聡明な子どもです。心配無用、お義母さまの“昭和DNA”に感化されることはありません。神経質にならず、Rちゃんを信じてあげてください」

「そうですね。確かにきらら先生のお話で、わたしの子どもという意思が強すぎて、Rを信じていなかったのかもしれません」

「Wさんが、お義母さまが、ではなく、ふたりがRちゃんに愛情を注ぎ、それぞれが自分を信じ、そしてRちゃんを信じることだとわたしは思います」

きらら(10/24)