『ニンゲンってバカだなあ』

以前、某ホテルの占いイベントでお目にかかったU氏が久しぶりにご来館。

「お久しぶりです。お元気そうで何よりです」
「孫の命名と部下の縁談話があったので来よう来ようと思っていたのだが、生憎、コロナと重なってしまい、当方こそご無沙汰してしまいました」

当時のU氏は大手製鉄会社の役員氏で、絵に描いたようなナイスミドル。
さすが風貌には年齢を感じさせますが、現役を引退したことで”紳士度数”は遥かにアップ、理想的な年輪の重ね方です。

久しぶりの邂逅、本題の高校生になったお孫さんの適性占いが終了後はいつものように世事全般についてU氏を”講師”にした”特別塾”。

だらしない政治の話を筆頭に、世界経済の行方、円安、物価高、大阪万博、リニア、果ては大谷選手の活躍など瞬く間の1時間30分。

どれもこれも面白話なので全部開陳したいところですが、紙幅の関係で今日は「リニア問題」だけを紹介したいと思います。

「反対派の県知事が辞任したことで、このままスンナリと進行するような報道がされているようだが、これで言い訳用の”盾”がいなくなったことで問題になるのは大阪の万博同様、予算の大膨張とトンネル工事の難航だ。このことで矢面に立たされるのは、気の毒だがスーパーゼネコンだろうな」

「あのう…長期化というと?」

「最大限、楽観的にみてあと10年はかかるだろう。もうふたりとも生きていないわなwww。
このプロジエクトは安倍総理と先日亡くなったJRのドンの置き土産だし今回の工事代金のほとんどは財政投融資関係だし、いずれは”世紀の無責任事業”のもウヤムヤになる気がするなwww」

「10年後は人口減で利用する人が少なくなるし、誰が乗るんでしょうね」

「生息地を奪われる南アルプスの鹿サンやイノシシ君は『ニンゲンってバカだなあ』と笑ってるだろうな」

「そんなニンゲンが自然に優しくだなんて言ってるんですから( ^ω^)・・・」

きらら(5/13)