『素朴な疑問』⑦
――晴れれば真夏日、雨が降れば豪雨。一体、どうなっているのでしょうか。
「昔は気象庁担当記者は閑職で有名だったのに、今じゃ激務の毎日(笑)。クタクタだとボヤいているよ」
――こんな変な天候は、地球温暖化のせいなのでしょうか?
「何でもかんでも温暖化を悪党にするのは簡単だが、お天道様の気まぐれとしか言いようがないな(笑)」
――地球に優しくしているのに”返り討ち”にされるなんて優しさが足りない(笑)のですかね。
「言行不一致。ああでもない、こうでもないと美辞麗句を並べるだけだもん、嘘つきって怒っているんだろう」
――一部には温暖化の元凶は化石燃料もさることながら、それ以上に成層圏の「ジエット機の排気ガス」という意見もあるようです。
「現在のメデイアの多くは地球規模の”だから、たとえそうでもメデイアはスルーしそうな意見だがな(笑)」
――結局は百家迷走するばかりで「決め手」はないということですね。
「自然は人智より優れているということを自覚せず、『ニンゲンは自然を支配することができる』という勘違いを改めない限り、地球環境の改善は永遠に無理だろうな」
――最近、近い将来の地球を舞台にした米国のSF映画を見て思うのは、『これはフイクションでなくてひょっとして「近い将来の現実」という気がするのですが…。
「ロボコップ然り、ターミネイター然り。――確かに戦争のない平和な地球を描いた作品より、今の時代こうした映画の方が現実味があるし、昨今のイスラエルやウクライナの戦争で使われている多くの無人兵器はそれを暗示しているのかもしれんなあ」
きらら(7/8)