「時代はモノよりココロへ」
冬将軍到来。
猛暑の反動は厳冬。
北海道からは大雪の報せ。
となれば、乾布摩擦は欠かせませんwww
今日のお客さまは遠路遥々、北陸からのご来館。
1年ぶり、2度目のKさんです。
「ご無沙汰です。寒くなりましたが、お元気そうで何よりです」
「私の方こそご無沙汰です。去年の今頃にお邪魔して以来、早く早くと思いつつ、コロナのせいで今日になりました」
お土産に頂いた笹団子で、まずは渋い日本茶を一服。
「報告が遅れましたが、この前、お伺いした後、思い切って離婚。今は地元でお勤めしながら“花のバツイチ”を満喫していますwww」
「変な言い方だけど、離婚の選択は正解だったと思います。去年の鑑定の際にも言ったけど、前のご主人との結婚は、できちゃった婚という事情があったにせよ占い的には最悪、結婚生活はかなり辛かったでしょ」
「お腹の赤ちゃんのこともありましたが、わたし自身が相手の伴侶としての魅力より損得勘定が先行、彼の肩書に惚れてしまったことが破綻の原因だったということに、離婚後はじめて気がつきました。――あの時、きらら先生が言われた『結婚生活の中核にあるべきなのはモノよりココロ、すなわち愛よ』という言葉を今も鮮やかに覚えています」
言った本人が半分忘れているwww言葉を覚えてくれているとは嬉しい限りです。
「あの言葉は今では、わたしの迷った時の羅針盤になっています」
「『時代が変われば価値観も変わる』――これからは今までの出世やおカネなどに振り回される物質主義の時代から、人間としての魅力、ココロがときめくワクワク感が重んじられる精神主義の時代になるんじゃないかしら」
「モノからココロに力点を置いた方がリラックスできるので、肌も荒れないし、肩も凝らなくなりましたwww」
「ところで赤ちゃんは?」
「わたしは産むつもりだったのですが、夫のDVで残念ながら24週目で流産。赤ちゃんには申し訳ないことをしてしまいました」
お茶をお代わり。
「×はひとつで十分www。これからがあなたの本当の人生なんだから心機一転、幸せにならなくちゃダメよ。再来年の半ばに大きなプロポーズ★が回って来るけど、その時は心眼を大きく開いて判断するのよ」
「バツイチになった原因を教訓に、判断基準はモノよりココロ。先生に頂いた“羅針盤”に従って決めます(( -`д-´)キリッ)」