「総理の顔は時代の顔」
秋の到来に合わせてコロナ感染者数が激減中。
このまま終息してくれればと願わずにはいられませんが、
嫌なことにコロナウイルスは寒さが好物だとか。
まだまだ油断は禁物です。
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現在、総裁選をめぐって連日にわたって報道されている政党の関係者Oさんがご来館。
Oさんは某代議士の筆頭秘書。
お見えになるのは、いつも何らかの選挙の前です。
「お久しぶりです。電話でも話したように、総裁選の勝者をきらら先生に占ってもらいたくてお邪魔しました」
「そろそろお見えになるのではと思って、準備万端wwwお待ちしておりました」
Oさんが仕えるA代議士は某候補者の番頭格。
それほど事情通でなくても「ああ、あの先生」といわれる有名人です。
「毎日、票集めに必死でクタクタです。前評判はまずまずなのですが、政治の世界は、裏切り、寝返り、嫉妬渦巻く魑魅魍魎の世界だけに、下駄を履くまで分からないものです」
「自民党員でなければ関係のない選挙ですが、やはり票を買うためにおカネが動いたり、ポストの約束なんかあるのですか」
「まあ、想像にお任せしますが、永田町の常識は、社会の非常識といわれるように、権力争いの舞台裏は一般の人には見せたくない醜いものですよwww――それはそうと、この前のY市長選の鑑定は、公示前にお願いしたのですが、ズバリでしたね。ウチの代議士も感心してましたよwww」
「恐縮です。――さて、わたしの鑑定では、A代議士が推している候補者は、残念ながら総裁の座を射止めることはできないと出ています」
「え~っ!――やっぱりダメかぁ、ヤバイなあ」
「総理の顔は時代の顔」――果たして、総裁の金的を射るのは…?
きらら(9/13)