『沈思熟考』
一月は「往く」、二月は「逃げる」、三月は「去る」と言われますが、早くも二月も中旬。
年初の時の経過を早く感じるのは、おそらく様々な行事が連続するからでしょうが、これは「人間の思いに絶対的なものはない」ことの証左ではないでしょうか。
年初の時の経過を早く感じるのは、おそらく様々な行事が連続するからでしょうが、これは「人間の思いに絶対的なものはない」ことの証左ではないでしょうか。
さて、先般の衆院選は「自民大勝、中道大敗」――大義がどこにあるのかと批判された選挙にも拘らず、メディアの事前の予想を遥かに上回る衝撃的な結果でした。
かくも劇的な顛末の原因はどこにあったのでしょうか?
やはり多くのメディアが触れているように、選挙期間の異常な短さとSNSを利用した選挙運動の所為だと思います。
時代の流れと言えばそれまでですが、深く考える時間もないまま、ポピュリズムの流れに乗って、なし崩し的な投票が行われたことで想定外の大差がついたと思います。
しかし、「過ぎたるは及ばざるが如し」という戒めがあるように、予想外の勝利は、往々にして人間を有頂天にさせてしまうものです。
いくら将来に夢を抱かせるような「公約」を並べたところで、、所詮は票を釣るための“疑似餌”であり、ほとんど守られることがないのが公約です。
今回は大半の政党が消費税の減免を公約に掲げていましたが、自民党は「国民会議で早急に検討する」とトーンダウンしました。
300議席を軽く超える当選者を獲得した以上、さっさと「悲願」を達成できるにもかかわらず、勿体をつけて「国民会議」云々~を口にする真意は、穿った見方かもしれませんが、仮に減免しても相当先の話になるのでは?と思ってしまいます。
さらに気になるのは、何をするにも二言目には「財源が~」と難色を示すのに、なぜか米国からの武器購入に関しては「自分の国は自分で守るべし」の掛け声一発で「アイアイサー!」とは、面妖このうえありません。
「人が変われば時代が変わる」――内外ともに、これまでの常識が通用しない難しい時代だからこそ「沈思熟考」を座右の銘にしたいものです。
きらら(2/15)


