『今年の道中に道標なし』
値上がりしているのはお米だけではないのですが、今やお米が“以上総代”扱いww。
トップニュースの座を不動のものにしています。
そうした騒ぎの中、新任の大臣は「ここを先途」とばかりに大奮闘。ヤル気満々の姿は国民に大きな期待を抱かせています。
しかし、人気大臣が値下げの“武器”にしているのは、古米と呼ばれる備蓄米の放出。
口の悪い向きは、かつての総理大臣が口にした「貧乏人は麦を食え」を捩って「貧乏人は古米を食えと言うのと同じだ」と皮肉るが、果たして目論み通りにお米の値段は下がるのか。
果たして従来のブランド米と古米が混在した市場の動向からは目が離せません。
ところで、先週の当欄でNISAについて書いたところ、予想以上の問い合わせがあったので期待に応えてww再度、NISAについて触れてみます。
もっともわたしは株式の専門知識は持っていないし、あくまで「占い」をベースにした見解ですので、それを承知でご覧ください。
本来、株式相場の動きは世相の鑑ですから過去の動きの繰り返しですので、それは前提となる世の動きが、変動はあっても”常識の範囲”で安定していたからです。
しかし、現在は常識が根底から変わっているので、経験則はあてはまりません。
すべてが未経験の領域で過去の経験に基づく理屈を振り回しても、それは「運が良ければ…」という条件付きに過ぎず、今後の動きはそれこそ五里霧中。
出たとこ勝負にならざるを得ません。
端的に言って、令和25年は同23年、24年の動きは参考にならないと考えるべきです。
大勢は既に大天井を打っており、仮に株価の戻りがあっても小反発。
それどころか底抜けの可能性の方が大きいとさえ言えます。
先週も書きましたが、「NISA」などというハイカラなイメージに魅かれて参加するのは無謀も無謀。
それでも参加したいと思うなら短い爪を心掛け、それも兵器など軍事関連の銘柄に投資すべきでしょう。
繰り返します。
――令和25年の株式投資の心構えは「ビーコンなき参加」であることを肝に銘じてください。