『歴史は繰り返す』
春は一瞬!――もはや日本は「四季」から「三季」の国になったようですが、秋はどうでしょうか?
もし秋も一瞬なら「二季」に?――味気なし、趣なし、風情なしの“三無国家”になるかもしれません。
もし秋も一瞬なら「二季」に?――味気なし、趣なし、風情なしの“三無国家”になるかもしれません。
ところで、三無主義といえば、何と言われようと「それがどうした文句があるか!」とばかりに言いたい放題。
常識なし、人情なし、法律なしの“暴れん坊大統領”のハチャメチャぶりも同様です。
しかし、かの御仁は何故「湾名変更」、「隣国を自国の領土への組み入れ」とか、「突然の関税引き上げ」など奇抜すぎる言動を繰り返すのでしょうか。
大方のマスコミは、「これは<MAGA>(=Make Amerika Great Again)のための<DEAL>(取引)だ」と解説しますが、常に損か得か、ソロバン片手の商売人である彼が“愛国心の塊”であるはずはありません。
ならば彼の目的は何なのか?
「歴史は繰り返す」――過去の歴史を振り返れば世界大恐慌に見舞われた100年前の世相と酷似して(当時も関税が大幅に引き上げられました)いるのです。
それは国内産業の空洞化、失業者の増大を招き、やがて第2次世界大戦につながり、戦闘機・戦車など兵器の大量生産によって景気回復コースを辿ったのですが、これを現在の国際状況に当て嵌めれば第3次世界大戦の勃発、未曾有の不景気の到来、そして景気回復策として軍需産業の活況という毎度の“三拍子”でシャンシャン(笑)。
MAGAの実現という運びになるのでは?
戦争&不景気&軍需産業――先人が口にする「最も儲かり、不滅のビジネスは軍事産業であり、それをパートナーとする死の商人である」という言葉は、今回もまた“ピン ポ~ン”のようです。
きらら(5/18)