『乾いた疑問』
道理なき横車押しに不安を感じ得ないが、それはともかく嘘か真か。
いきなり地下深く破壊する大型爆弾をお見舞いしたと宣言の暴れん坊将軍が早々に終戦の弁。
ヘタな劇画のような展開に「スワッ、中東戦争勃発か!」と張り切っていた大半のマスメディアも、さすがに今回の朝令暮改ぶりには唖然、茫然の体(笑)。
が、よくよく考えれば軍事産業にとって大切なのは儲け。
簡単に白旗を上げさせれば利益は僅少。
押したり引いたり、存分に時間をかけて今後にかけてボチボチ続けるのが戦争ビジネㇲの要諦。
それをeゲームの如く「勝った、負けた」と騒ぐのは世間知らずの野次馬だけ?
来月は第27回参議院選。
またマスコミは毎日のように大騒ぎしそうだが、国政の指標として注目された先日の都議選の投票率は約半分。
現在の“国盗り合戦”は選挙しかないのに投票所に足を運んだのは2人に1人。
せっかくの主権在民を放棄した「権利の主張」はナンセンス。
この調子では最近、妙に安定感を増した(笑)少数与党が健闘する可能性も?
先日のこと、「ネットで渋谷きらら館のきららさんを知りました」と台湾の大学生Uさんがご来館。
台湾からのお客様は約半年ぶり。ありがたいことに彼女は日本語をペラペラ。
かれこれ2時間近く日台友好を満喫。
聞けばUさんが通う大学には驚くなかれ『雲母会』(きらら会)なるわたしの“ファンクラブ”(現在7名)があり、今回は今夏の(雲母会の)訪日のための下見のためのご来館との由。
楽しみだし、実に嬉しいことですが、それにしても訪れたこともない台湾にファンクラブだなんて(*_*)アンビリバブルな出来事です。
ともあれ昭和世代のわたしにとってはOh my GODS!――ネットは「21世紀の産業革命」であることを実感した次第です。
このところ、PCや携帯電話によるメールの氾濫に対して、鉛筆や万年筆による「手書き」が流行中とか。
「便利さ、迅速さ」が失った「風情、人情、温もり」を取り戻すための原点回帰の動きですが、その効用として「脳の働き」に大きな効果があるとのこと。
昔ながらの「読み書き算盤」のついでに「音読」も老人の健康法。
それはそうと暴れん坊大統領の関税騒ぎですが、番頭大臣が何度も渡米、懇願するものの今なお朗報は聞けぬまま。
自動車産業の復活こそがNO.1になる手段と絶叫しているだけに簡単に手を打ってはならじ!と意地を張るのも分かるが、高賃金、老齢化、移民依存の今の彼の国に自動車工場に勤務する人材を確保できるのか。
押してもダメなら引いてみよ。
ヘタな朝貢策を講じる前に相手の言い分を呑めば本当に困るのはどちら?