『素朴な疑問』
やはり<天変地異は為政の乱れ故>と言った古人の言葉は正鵠を射ていることが立証(笑)されました。
ところで何故、斯くも暑いのか。
マスコミの多くは「炭酸ガスによる地球温暖化の所為」と指摘していますが、本当なのでしょうか。
「地球温暖化説」で思い出すのは、先月お見えになったOさんとの話です。
Oさんは現役の小学校の先生で6年生の生徒から、こんな質問を受けたそうです。
――先生、地球が温暖化するのは炭酸ガスなどの影響だと言われていますが、恐竜なんかが生きていた太古の時代の地球は億年、千万年単位で熱くなったり、寒くなったりしていたと図鑑には書かれています。とすると、地球が寒冷化するのは何が原因なのでしょうか?温暖化が炭酸ガスなら、寒冷化の時は違うガスにでも覆われるのでしょうか?
「想像もしていない反対の質問に絶句。『う~ん。今度、調べておくね』って、その場は誤魔化し(笑)ましたが、未だに生徒には説明できていません(笑)」
確かに、自分達が自分たちが生きているのは高々80年。「瞬間」といってもおかしくない短い時間です。
いわばアヤ戻しにすぎない時間を、我々はずっと続くかのように勝手に決めつけ「温暖化だ、温暖化だ!」と騒いでいる?可能性も考えられます。
もしそうだとすると、そんな地球規模のフェイク説!を流したのは誰なのか?
一説ではスゥエーデンの物理学者が提唱した学説をIPCC(気候変動に関する政府間パネル)が真説として認定したことで、炭酸ガスが温暖化の真犯人とされたと言われています。
(就任直後のトランプ大統領がIPCCのパリ協定からの脱退を突然、発表したのもこの真説に疑問を持ったからだとされています)
「嘘情報は大きければ大きいほど信じられやすい」――信頼ある組織が主張するから、マスコミが喧伝するから、みんなが言ってるからという理由で、それが正しい情報だと妄信する前に、足許の<素朴な疑問>を持つべきでしょう。