「雨ニモマケズ~」
<きらら館おススメ文庫>

今年の当欄はこれまでと少し趣向を変え、折をみて「渋谷きらら館」が選んだ書籍(特に古典)を紹介したいと思っています。

その第一弾として本日紹介するのは『雨ニモマケズ』(宮沢賢治著)です。
心静かにご一読すれば、きっと新しい自分を見つけることができるでしょう。

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雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだを持ち 欲は無く 決して瞋からず 何時も静かに笑っている
一日に玄米四合と 味噌と少しの野菜を食べ あらゆる事を自分を勘定に入れずに 良く見聞きし判り そして忘れず~~
日照りのときは涙を流し 寒さの夏はオロオロ歩き
皆にデクノボーと呼ばれ 誉められもせず苦にもされず
そういう者に 私はなりたい…。

2023年最初の<きらら館文庫>を是非、是非、ご一読ください。

きらら(1/30)