「ミネソタの“娘”からの電話」

さあ、お風呂に入って寝ようかなと思っていたところに突然の揺れ。

天災は忘れた頃にやってきた。

「わっ、地震だ!」――足は無意識にベランダへ。

主人はそんなわたしを見て怪訝な顔。

「母さん、タオルなんか持って何をしてるの?」

「あれっ?www」――苦笑するしかありません。

いざという時の行動を肝に銘じておく必要を痛感した一夜でした。

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米国テネシー州在住のスージーさんから電話。
スージーさんは米国籍の白人。
東京の大学に留学していたので日本語はペラペラ。
(なので、わたしも会話はOKですwww)

「久しぶりね。変わりない?」

「ハ~イ。家族一同、元気ですよ。お母さんも変わりありませんか」

彼女は、初めてきらら館に見えた時以来、わたしのことを「おかあさん」と呼ぶのです。

「はい。おかげさまで毎日がんばってますよ。――ところで、今日はどうしたの?」

「この前の地震、大丈夫だった?」

「どうして地震のことを知ってるの?」

「ネットで知りました。アメリカに居ても日本のことはスグ分かります」

「ありがとうね。びっくりしたけど大事なかったわ」

「それと12月に日本に行くことを言おうと思って電話しました」

「エッ、ホント? 何年ぶりかしら? 楽しみにしてるわ」

「主人と娘ふたりも連れていくからね」

ご主人とは一度会ったことがあるのですが、俳優みたいにイケメン。お姉ちゃんもスージーさんそっくりの美人です。

「お姉ちゃんは会ったことあるけど、妹さんも一緒なのね。早く会いたいなあ」

「日程がハッキリしたら、連絡しますね。『渋谷きらら館』にも行くからね」

「心からお待ちしています」

「寒くなるからお母さんも元気でね。じゃあね、バイバイ(@^^)/~~~」

久しぶりの“ミネソタの娘”からの電話になぜかホッコリした1日でした。

きらら(10/11)