「S君は次代を担う“宝物”」
6月を前にして初夏の気配。
コロナ感染者数も徐々に減少しつつありますが、まだマスクは外せません。
加えて怖いのは熱中症。
くれぐれも体調管理にご留意ください。
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今日のお客さまは2回目のEさん。
前回は転居の相談でしたが、今回は今年小学3年生になったひとり息子S君の相談です。
「学校では協調性がないと怒られてばかりのようで、昨日も先生に呼び出しを受けて…(苦笑)」
S君の写真を見せてもらいましたが、見るからに利発そうで、J事務所に入ってもいいようなイケメン。人相学的には何か光るものを感じさせる表情です。
生年月日をお伺いして鑑定開始。
「ワォッ!――いい意味で規格外。将来有望よ、S君は!」
「先生、お世辞はいいですから、どうしたらいいのか、忌憚のないアドバイスをお願いしますwww」
「ご心配なく。せっかく足を運んでいただいた方の鑑定に忖度しないのが『渋谷きらら館』の絶対方針ですからwww。――ところでS君は、語学に興味を持ってません?」
「そうなんです。わたしも主人もカタコト程度なのですが、息子はアイパッドで独りで習ったたのでしょうか、ペラペラなのに驚いています(*_*)」
「算数とか図形はどうですか?」
「そういえば、時間があれば、ひとりで『これじゃ、ダメだな。そうか、こうすればいいんだ』なんて、ブツブツいいながらアイパッドをいじっていますが、きらら先生の占いで、そんなことまで分かるんですか」
(手前みそながら、「子ども占い」は当館の売りものです)
「世界と比較して、わが国の教育水準は高いとされていますが、その中身は①自分の頭で考えさせず、②個性を殺す、画一的な方針が主流になっています。それは組織にとって都合の良い“歯車”を作るのには適していますが、沈滞気味の日本に必要なのは、過去の常識を打破、淀んだ空気なんて読まない人物です。――オーバーではなく、私はS君を次代を担う“宝物候補”だと思っています」
「あのう、わたしも主人も平凡なのに、ウチの息子にそんな大それたことを言われても…www」
「これまでにS君の知能指数を計ったことはありますか?」
「いえ」
「是非、計ってみてください。多分、高いはずです。その数字によっては、S君の将来のために、思い切って教育方針を変えるのがいいかと思います」
「今まで息子には、キチンとしなさいと口酸っぱく言ってきたわたしにすれば、今日のきらら先生のお話は嬉しいような、ビックリするような…。次回は主人を連れてきますので、もう一度、お話しを聞かせてください」