「自然に優しくvs技術の進歩」

わたしたちは「自然に優しく」という言葉を“善行”のように思いながら同時に「技術の進歩」にも快哉を送ります。
しかし、「自然に優しく」することと「技術の進歩」は相反するものです。
たとえば「暑い夏」を「涼しい夏」に変えるのはまさに「技術の進歩」によるものです。
もっといえば「技術の進歩」は、すなわち「自然に逆らうこと」なのです。
ひょっとして地球規模の猛暑は自然の“復讐”かも…?
「自然に優しく」と言いながら、同じ口で「技術の進歩」を称賛することを「偽善」と呼ぶのは言い過ぎでしょうか。

きらら(9/4)