『さくら談議』

『さくら談議』

4月だというのに「夏日」(最高気温が25度以上)が増えています。
この調子では、今年の夏も猛暑の気配です。

先般、某県での講演会でのこと。
3人の講師たちの控室で、演者のひとりがこう口にしました、

「さくらの花は、なぜあでやかに見えるんでしょうね?」
「言われてみれば、他の花とひと味も、ふた味も違いますね」

「ピンクという色のせいですかね?」
「ピンクの花は他にもあるし…」

「並木道状に植えられているからでしょうかね?」
「う~ん。ピンと来ないなあ…」

「一斉に咲いて、一斉に散る方からでしょうかね?」
「潔さの象徴ではあっても、あでやかさとはちょっと違うのでは…」

「子どもの頃の歌や物語の影響による、一種の先入観のせいかな?」
「さくらに限ったことではないし、どうかな。…」

「見上げるからかな?」
「それも、さくらだけじゃないし…」

「葉っぱがないからでは?」
「確かに。気にすることがなかったけど、咲いている時に、葉っぱがないのはさくらだけですね。葉っぱは、花が散ってから出ますよね」
「桃色一色の花びらがパッと咲いて、雨や風ではかなく散る。それこそが、日本人好みの風情なんですね」

結論は「葉っぱがないから」ということに落ち着きました。

きらら(4/12)

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