『講演会余談』

『講演会余談』

入学式でしょうか、ちょっと大きめの制服に新品の靴。
お父さんとお母さんに手を引かれたニコニコ顔の女の子。
微笑ましい姿に頬が緩みます。

先日、某市の商工会議所主催の講演会は珍しい組み合わせで、わたしは前座の前座wwでしたが、メインゲストはTVなどで活躍の経済評論家・S氏でした。

わたしの演題は、以前、東北地方・某市で好評だった『長寿の秘訣』を加筆したものでしたが、同氏のテーマは、物価高、円安、増税、株価波乱、加えてイラン戦争による原油価格高騰と、不安要因が多い時期に合わせたタイムリーな内容でした。

「ニンゲンは見たい現実しか見ない」――古代ローマの哲学者・カエサルの言葉を導入句にした、S氏の講談調の軽妙な語りは、門外漢のわたしにも理解できるもので、ちょっとした経済通になった(笑)ような気にさせられる巧みさはさすがでした。

同氏の主張は、現在の政府が掲げる「責任ある積極財政なる経済政策は、近い将来に大きなインフレを招く責任なき放漫経営だ」と断じ、「低金利時代の歯止めなき国債発行の膨張は、戦前の日本と相似形である」と警鐘を鳴らすものでした。

さらに外資ファンドの動向、地方銀行の再編・合併の理由、我が国を代表す基幹産業の海外移転の背景など、あまり触れられない事象のマル秘解説は、いずれも刮目に値する内容ばかりで、この時ばかりは、前座の講師であるわたしもちゃっかり聞き手のひとりに変身です( ´艸`)。

きらら(4/5)

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