「いつの時代も子どもは“宝物”!!」
少し涼しくなった午後7時頃、ニコニコしながらWさんがお見えになりました。
Wさん「先生、こんばんは」
Wさんは某信託銀行にお勤めしているキャリアウーマンです。
きらら「そんなに嬉しそうな顔をして、何か良いことでもあったの?」
Wさん「そうなんです」
きらら「ひょっとすると……?」
Wさん「ピンポーン!」
きらら「良かったねぇ。おめでとうございます」
Wさん「今日病院へ行って診てもらったら、『おめでたですよ。もう少しで4ヶ月ですよ』って言われて。年齢も年齢だし、もう子どもは出来ないと諦めていたのに、最初は冗談かと耳を疑ったほどです」
きらら「もう旦那さんには報告したの?」
Wさん「もちろんです。でも、彼ったら『でかした!』って言ってくれるのかと思ったら、『きらら先生の占い通りじゃないか! 凄いなあ! 早速、報告して来い』って(笑)」
きらら「それはそれは…(笑)」
Wさん「主人は、昨年末に『今日、きらら先生に占ってもらったら、心配無用。来年の夏にはOKだって言われたのよ』って報告したら、『バカなことを言うな。占いなんかで分かるはずがないよ』って鼻で笑っていたくせに、妊娠したと聞いた途端に『きらら先生って凄いな!』なんですから、まったくオトコってゲンキンなものですね(笑)」
きらら「子どもというのは、親の都合で産まれてくるのではなく、“授かりもの”なんだから大事に育ててよ」
Wさん「はい。今日は主人も早く帰ってくるそうですから、ふたりで乾杯です(笑)」
きらら「少し早いけど、子育ての先輩として、ひとつだけアドバイスすれば、『三つ子の魂 百まで』…とにかく3歳までは無条件で愛情を注いでね。分別がつく年齢になって、あれこれ言っても、それは親の自己満足だと思うの。何にもまして必要なのは“親の愛情”ということを肝に銘じて接すれば『後悔 先に立たず』…きっと良い子に育つわよ」
Wさん「はい。育児休暇も2年間あるし、大事に大事に育てます」
きらら「安定期に入るまでは仕事もほどほどにして、無理しちゃダメよ」
Wさん「そのうち主人も連れて来ますから。その時は、きらら先生にしっかりと“教育”してもらわなくちゃ(笑)」
時代は変わっても子どもは“宝物”。…来春の“外孫”とのご対面が楽しみです。
きらら(8/25)