「きらら館のポリシー」

日中は晴れ、時々曇り、ところによっては雨。

秋の天気は気まぐれとはいえ、今年は少し度が過ぎるのではwww

と、ボヤいている間に今年もあと2ヶ月。

終わりよければすべてよし。

体調管理に留意して、さあ!ラストスパートです。


「脚本家になりたくて2年間の期限付きで上京してきました」――今日、最後のお客様は8月31日付けの当欄で紹介したMさんです。

「こんばんは! 先日はありがとうございました」 

この前とは打って変わってキラキラ笑顔のMさん。
もう報告を聞くまでもありません。

「先生のおかげでI監督の“弟子”にしていただきました」

「良かったわね。――すべてはあなたの才能と熱心さが買われたのよ」

「初めてきらら館で占ってもらって、初対面なのに、あんな有名な監督を紹介していただき、そのうえ弟子にしてもらえるなんて、今でも夢を見ているみたいです。反対していた両親なんか、今でも半信半疑ですwww」

「見かけはちょっと怖いけど人間観察眼はピカイチ。これまでも人気俳優や脚本家を何人も発掘してきた監督がOKを出したんだもの、将来有望よ。でも、ここからはMさんの努力次第。タイムリミットの2年間を『なりたい』と願いながら死に物狂いでがんばってね」

「はい!――念願のスタート台に立てたのですからがんばります」

Mさんと面接直後のI監督の電話では、「なかなかのセンスの持ち主だから、磨きをかければ今風のいい脚本家になれるかもよ」と、監督には珍しい1オクターブ上の高評価でした

「両親が、コロナが下火になったら上京、是非きらら先生にご挨拶したいと申しておりました」

「いいの、いいの。――そんなことより、しっかり勉強して早くデビュー作品を観せてくださいなwww」

単に「占う」だけでなく、わたしのできる範囲で、夢の実現のための「具体的な後押し」をするのが、「渋谷・きらら館」のポリシーです。

きらら(10/26)