「人間万事塞翁が馬」

令和4年も余すところ2ヶ月弱。

慌ただしさのせいか、年齢のせいかwww、月日の足の早さを痛感。

しかし、終わりよければすべてよし。

最後の2ヶ月、年頭の目標に向けて頑張ってください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日のお客さまも地方の中堅都市からお越しのGさんです。
相談内容は「娘の結婚」。

「お世話になります。どうかよろしくお願いします」

「遠いところをありがとうございます」

挽きたての珈琲を淹れます。

「恥ずかしながら、もうすぐ30歳台後半になるのに結婚したがらない娘について相談に上がりました」

「結婚」が人生の大きな節目という考えが希薄化するなか、昭和育ちの親にしてみれば、子どもの結婚は心配事のひとつです。

「わたしたちの時代では、24歳までに身を固めない女性は世間から白い眼で見られたのに…。いくら時代が変わったとはいえ、三十路半ばを過ぎても知らんぷりなんですから…。一体、これからの人生をどう考えているんでしょう(嘆)」

「家」という組織に対する概念が無くなりつつある現在、「組織より個=自分」という考えが優先するのが時代の趨勢です。とはいえ、人間関係が濃密な地方では、そうした考えは受け入れられ難いのが現実。なかなかの旧家に嫁いだGさんにすれば、ヤキモキするのも無理はありません

「三人姉妹で、地元の大学に進んだふたりの妹は、さっさと結婚。もう孫までいるというのに…。主人なんか長女の意思を尊重、都会の大学に進ませたお前が悪いと、わたしに八つ当たりする始末。最近はわたしも諦めが先行、もう放っておこうと思っていますwww」

Gさんの母親としての思いの丈を聞いて鑑定開始。

「大丈夫ですよ。結婚は早ければいいというものではありません。――お見合いかもしれませんが、39~40歳にドンピシャの“結婚”が巡ってきます。お相手の方は少し年上ですが、娘さんにとって最高の伴侶です。――『人間万事塞翁が馬』――それまではヤイヤイ言わずに、お待ちくださいwww」

「本当ですか! きららさんに『結婚できます』と言われたことで憂鬱な気持ちが吹き飛んだようなwww。帰ったら主人にも吉報をイの一番に伝えたいと思いますwww」

きらら(11/7)