「母娘2代の光栄」

ついこの間、新年の挨拶をしたばかりなのに、もう1月も下旬です。

今日は大寒。

天気予報では月曜日の東京は雪とか…。

受験生の皆さんはこれからが本番です。

体調を崩さぬよう細心の注意を払ってくださいね。

冷たい雨が降る中、3年ぶりにKさんがご来館。
現在はご主人のお仕事の都合で北陸地方にお住いです。

「明けましておめでとうございます。大変ご無沙汰しています」

「おめでとうございます。Kさんもお元気そうで何よりです」

早速、珈琲通のKさんに珈琲を淹れます。

「なつかしいなあ!――これぞ『カフェ―きらら館』の味、美味しいですwww」

久し振りだけに積もる話で大盛り上がり。
ふたりとも珈琲をお代わり、四方山話に花は満開です。

一段落したところで…。

「今日は、昨年結婚した娘が今月末に出産の予定なのですが、またきらら先生に孫の名前をつけて戴きたくて上京しました」

「え~っ、Aちゃんが、ママになるの!――おめでとうございます。――じゃあ、Sさんはもうお婆ちゃんだwww」

「自分ではお婆ちゃんになるという実感はないんですけどwww。――娘も先生に名前をつけて戴いたおかげで大した病気もせず、すくすくと育ったし、念願だった小学校の先生になれたし、素敵なお婿さんと家庭を持つこともできたし…」

「名前のせいというより、Sさんも大事に育てたし、何よりAちゃんの努力の賜物よ。――確か、Aちゃんに名前を付けさせて戴いたのは24~5年前だったわよね」

「ちょうど25年になります」

「早いわねえ。まだ、わたしが池袋のデパートで鑑定していた時に、大きなお腹のSさんが、ご主人と一緒にお見えになって…」

「そうそう。主人と二人であれこれ考えたけれど、何しろ初めての子どもなので、迷いに迷って…。友人の紹介で、きらら先生にお願いして付けてもらいましたwww」

なつかしい思い出に話は尽きません。

「娘も『きらら先生に付けて欲しい』と希望していますから、是非ともお願いします。今度も女の子のようですので、娘と同じように幸せな人生を送れるような名前をお願いします」

「いえいえ、私で良ければ喜んで。母娘2代にわたって命名させて戴くなんて、光栄このうえないこと。“きらら一世一代”の名前を付けさせて戴きます」

「どうかよろしくお願いします」

占い師冥利に尽きる依頼に感謝です。

きらら(1/22)