「子ども心は秋の風www」

ハロウィン🎃。

渋谷の街は人、人、人の波。

円安のせいか、今年は外国人が目立ちます。

朝夕はすっかり初冬。

上着、マフラーを忘れないように。

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今日のお客さまは北海道からお越しのFさん。
W大に在学中の娘さんに会いに来たとかで、空港からまっすぐきらら館に足を運んでくれた由。

「はじめまして。お忙しいところ、よろしくお願いします」

――飛行機に乗ればすぐとはいえ、遠い所をありがとうございます。

とっておきの掛川産のお茶を淹れてしばしの歓談。

「本日は娘のことで相談に参りました」

恋愛か、就職か、それとも…。

「この前、娘が帰郷した時に突然、『卒業しても北海道には帰りません。外国の企業か東京の企業に就職します』と言うものですから、もうびっくり、主人なんか怒り心頭で『許さん。もう勘当だ!』、挙句の果てに『お前の育て方が悪いからだ』と言う始末で…」

――今日、上京されたのも娘さんを説得するため?」

「はい。これから娘のところへ行く予定ですが、その前に、きらら先生にアドバイスを戴いてからと思い、空港から直行しました。――比較的遅く生まれたひとり娘ということもあって、卒業したら北海道に帰って来るという約束で思い切って東京に出したのですが…」

Fさん一家3人の生年月日をお伺いして鑑定開始。

――心配無用です、娘さんは北海道に帰ってきますよ。

「えっ!」

――娘さんは、ご主人とよく似たとっても家族思いの性格です。わたし個人は“かわいい子には旅をさせ主義”なのですが、娘さんに限っては、仮に『出て行け』と言っても、両親の元に帰って来ると断言します。

「それなのに、どうしてあんなことを言ったのでしょうか」

――自分が両親にどれだけ愛されているか、心にもないことを言ったらどんなことを言うか、、一種の“ドッキリ”で試したのだと思いますよwww」

「まあ、親に“ドッキリ”をかけるなんて何という娘でしょう?www」

――『女心は秋の風』ならぬ『子ども心は秋の風』ですよwww」

「今日、会った時に何と言えばいいでしょうか?

――「あなたの思い通りにすれば」と言えば、「やっぱり北海道に帰ります」と言いますよwww」

「そんなことを言ったら、『じゃあ、そうします』なんて言ったりして…」

――大丈夫ですよwww。 「実はドッキリでした」とは言わないでしょうが、口には出さなくても、両親が愛情いっぱいで育ててくれたことを心の底から感謝していますから…。

きらら(10/31)