「無農薬栽培こそ農業の王道なり」

都内でも暑かったり、そうでなかったり、大雨のところがあれば、晴れているところも…。

なんだかおかしい天候の毎日。

暑さ寒さも彼岸までとは言うものの、秋は暦通り来てくれるのでしょうか、心配です。

 

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今日のお客さまは、富士山の裾野で農業をなさっているGさんご夫妻。
お孫さんのお洋服を買うために上京したついでに足を運んでくれました。

前回はお孫さんの命名でお見えになったのですが、鑑定終了後に独自の方法で「無農薬栽培を実践している」Gさんの“特別講義”を次のお客さまがお見えになるまで1時間近く拝聴させていただきました。

「この前は色々教えていただき、ありがとうございました。改めて農薬の怖さを知り、勉強になりました」

「いえいえ、すべては人間の横着が原因です。農薬を撒き散らすのは、健気に生きる農作物に対する“虐待”であり、もっと言えば自然を破壊する行為です」

なるほど。理にかなったGさんの「農業哲学」に改めて感服です。

「ところで、おかげさまで命名も終了、きららさんが選んでくれた名前に致しました」

「命名の際にも申し上げましたが、Gさんとそっくりの星回りなので、農業関係の分野に進んでくれるかもしれません」

「俺としたら孫が今の無農薬農場を継いでくれたら嬉しいのだが…www」

さっそくお土産にいただいた静岡茶を淹れます。

「ところで今日のご相談は…」

「実は、跡継ぎのいない何人もの近所の衆が田んぼを買って欲しいと申し込んで来ているのだが、もし買えば今の倍以上の規模になるし、わたしとしては買いたいものの、年齢的なこともあるので、どうしたものかと思って…」

奥さまが言葉を継ぎます。

「主人は、わたしが言っても素直に聞かないので、ならば、きらら先生に決めてもらいましょう、ということで、今日はわたしが一緒に参りました。買うべきか、買わざるべきか、遠慮なく言ってください。ただ、主人は『G式無農薬農業』と勝手に名付けているのですがwww、この栽培法によれば稲穂の丈も3割ぐらい大きいし、味も格段においしいのは折り紙付きです」

ここまで期待されると責任重大です。

「Gさんの全体的な運勢、仕事運、健康運から観て、わたしは大賛成です。富士山周辺は空気よし、水もまたよし。特に自然と波長が合うGさんにとって農業は天職。健康面も先日、命名させていただいたお孫さんが成人式を迎える頃まではノー・プロブレム。ただ、気をつけなければいけないのは自動車の運転です。いくら田んぼ道とはいえ、無茶な運転は決してしないでください」

「その点は家族からもよく注意されているので、今後は安全運転を心掛けます」

「そらごらんなさい。横に座っているわたしはいつもヒヤヒヤしているんですから…www」

「『無農薬栽培』こそ農業の王道です。大いに頑張ってください」

きらら(9/5)