「赤ちゃんの命名」
ようやく秋らしい天候。
と、思いきや今日から霜月、余すところ2ヶ月。
寒暖の差が大きい毎日。
オシャレも大事ですが、体調管理も大切です。
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お母さまと一緒にお見えになった今日のお客さま・Gさんの相談内容は近く生まれる初めての赤ちゃんの命名です。
「以前、きらら先生にお世話になった友人のNさんの紹介で相談に上がりました。どうかよろしくお願いします」
「Nさんから昨日お電話がございました。そんなに固くならずに遠慮なくご相談ください」
お母さまは少し緊張気味です。
ジュースをお出しして、しばし歓談。
Gさんのご主人の生まれ故郷が、わたしと同じ信州ということで、一気に打ち解けた雰囲気に。
「予定日はいつですか?」
「帝王切開なので来月10日です。女の子です」
「画数などですべて決める占い師の方もいらっしゃいますが、わたしの場合は、お父さま、お母さまにいくつか候補を出して戴いて、その中から生まれてくる赤ちゃんに最もふさわしい名前を選ぶようにしています。なぜならば、ふたりの愛の結晶である赤ちゃんにとって自分の両親の願いが全然、入っていないというのも不自然だし、あくまで命名の主役はご両親で、わたしは補助役に徹すべきだと思っているからです」
「その点はGさんから聞いていましたので、主人と相談して5つほど考えてきました。そのうちふたつは両親の“作品”ですがwww」
「分かりました。今日は予定日の10日を前提にして鑑定しますね。もし出産日が前後したら、その時は改めて鑑定しますから」
5つとも微笑ましくなるような可愛い名前ばかりです。
早速、鑑定開始。
ひとつ、ひとつに解説を加えながら、ふたつに◎、ひとつに〇、残りに△をつけました。
◎をつけた名前は、どちらも健康、優しい性格で、周りの人に愛される名前です。
鑑定一覧表を見たふたりは、ともに相槌を打ちながらにっこり。
特にお母さまは嬉しそうな表情です。
「わっ、2番目の名前は、主人と一緒に考えたものよ。娘が小さい時は身体が弱かったので、お母さんは、産まれてくる子には何より健康であって欲しいなあと思っているの。何をするにも健康が一番だから…」
「お手数をお掛けしました。帰って、この一覧表を参考に主人と相談、どちらかに決めたいと思います。ありがとうございました」