「小さなお客さまと寛ぎのひと時」

三寒四温。

♪もうすぐ春ですね~♪

春の到来と入れ替わりにコロナが去ってくれればいいのですが…。

普通の日常生活を取り戻すにはもう少し時間が必要な感じです。


午後1番のお客さまは今年4月で還暦のEさん。
かれこれ10年来のおなじみさんです。

これまでEさんの3人のお孫さんの命名は、すべて不肖・きららです。
既に1番目のお孫さんは中学生。
今日は一番下のお孫さんMちゃんと一緒です。

相談内容は、今月初旬に生まれた末の娘さんの初めてのお子さんの命名の依頼です。
お父さま、お母さまの生年月日と結婚した年月日、お孫さんの生まれた日と時間をお聞きして来週初めに命名書をお渡しすることをお約束して鑑定終了。

そこへ今までEさんとわたしの話をおとなしく聞いていたMちゃんが、恥ずかしそうに「おばちゃん、保育園で覚えた歌を一緒に歌おうよ」と突然のリクエスト。

「おばあちゃん」でなく「おばちゃん」の言葉に感激⁉して「は~い、いいわよ。何を歌おうかな?」

「四季の歌だよ。おばちゃんは歌える?」

(う~ん、最後まで歌詞は知らないのに見得を張って…)

「その歌なら大丈夫よ」

Mちゃん、立ち上がって「いくわよ、おばちゃん。サンハイ。――♪は~るをあいするひ~とは こころきよきひと す~みれのはなのような ぼくのともだ~ち♪な~つをあいするひとは こころつよきひ~と いわをくだくなみのような ぼくのちちお~や♪………」

一生懸命に歌うMちゃんに助けられながらなんとか歌い終わりました。(ふ~っ)

「おばちゃん、ありがとう」
(パチ、パチ、パチ)

「こちらこそ。Mちゃん、どうもありがとうね」

童心に帰ったひと時でした。

きらら(2/22)