「チューリップ県からのお客さま」
本来なら今頃は待望の東京五輪の真っ只中のはずなのに…。
来年の開催は大丈夫なのでしょうか。
一日も早いコロナワクチンの完成を願わずにはいられません。
ホントに久しぶり、Tさんが富山県から足を運んでくれました。
彼女は「渋谷・きらら館」を開設した時の開館早々、一番乗りのお客さまです。
「10周年、おめでとうございます。今度のお部屋はとっても明るくていいですね」
「ありがとうございます。――今日はわざわざ来てくれたの?」
「今は新幹線に乗れば2時間ちょっとですから。――いつも富山で『きらら館』のHPを見ているのですが、わたしがお邪魔して以来、もう10年になるのかと知って、無性にきらら先生の顔が見たくて馳せ参じましたwww」
お土産にチューリップの球根と名物の甘金丹を戴きました。
「結婚して8年かな?」
「はい。その節は、先生にお手数をかけ、本当にありがとうございました。地方に嫁ぐことに大反対だった私の両親を説得して戴いたことで無事に結婚、現在はとっても穏やかな生活を送っています。幸せ太りで5キロも太っちゃいましたが…www」
「ホント、あの時は色々あったわねwww」
「今となっては懐かしい思い出です」
「ご主人もお元気?」
「結婚前より優しくて、今もLove Loveで~す」
「ごちそうさま!www。――Mクンは何年生になったの?」
「2年生になりました。一人っ子のせいか、わがままですが、きらら先生に命名してもらったことで勉強もスポーツも抜群です(笑)。そうそう、スポーツは先生の息子さんに倣って剣道をしているのですが、この前の大会で準優勝だったんですよ」
「すごいじゃない!――舅、姑さんとも上手くやってる?」
「先生の占い通り、実の娘以上に大事にしてもらっています。――今、ふたり目がお腹にいるのですが、産まれたらまた名前をつけてくださいね」
「それは、それはおめでとう! あなたは安産型だから、今度も元気な赤ちゃんが産まれるわよ」
「男の子か、女の子か、まだ分からないのですが、先生の占いではどちらですか?」
「それは神のみぞ知るでいいんじゃない?www」
「いや、(富山の母が)色々と準備があるから是非、聞いてくるようにと…」
「え~っ!www」
「是非、お願いします」
普段は鑑定しないのですが、特別に…。
「女の子ですよ」
「わ~っ、ホントですか、嬉しい。女の子を心待ちにしていた母もきっと喜びます」
………あれや、これや、よもやま話に花を咲かせること2時間余。寛ぎのひとときでした。