「くつろぎタイム」
コロナウイルスによる新型肺炎の蔓延で大騒ぎ。
風邪を引いてなくても電車の中で咳をするのも肩身が狭い今日この頃です。
今年で米寿のAさん。
現在のお住まいは湘南ですが、生まれ育ったのは渋谷。
お向かいのT百貨店にお買い物に来る度に顔を見せてくれます。
「わたしが、きららさんに占って貰うのは孫のことだけ。この歳になれば、きららさんと昭和の話をするのが長生きの秘訣よ」
今日は、静岡産のお茶と「たねや」のお饅頭でおもてなし。
白黒テレビに五右衛門風呂、七輪、消し炭、火鉢、カマド、豆炭、氷で冷やす冷蔵庫、有線電話、洗濯板etc――今は博物館でしか見られない商品で話が弾みます。
この前のことと思いきや、半世紀以上前のこと。
しかし、「便利さ」と「幸せ」は比例するのか?
便利になったことで得たものと失ったものを比べたら、どちらが多いか?
昭和、平成、令和、三つの時代を生きたふたりの「体験的哲学論争」は、たっぷり1時間。
わたしにとってもお仕事を忘れるくつろぎの時間です。
Aさん、どうぞいつまでもお元気で!
きらら(2/10)