「おめでた報告」

朝夕はすっかり秋の気配。

9月も今週で終わりです。

勝手なもので、何となく暑かった夏が恋しくなったりして…。

本日、午後一番のお客様はAさん。
4ヶ月ほど前にお見えになった方です。
昨日戴いたメールによると、嬉しい報告があるとか。

楽しみですが、何だろう?

Aさん「きらら先生、こんにちは!」

定刻通り、ニコニコ顔のAさんがお見えになりました。

きらら「どうしたの? 幸せ独り占めのような顔で!」

Aさん「出来たんです。赤ちゃんが!」

そういえば、前回の相談は、結婚して3年にもなるのに「赤ちゃんができない悩み」でした。

きらら「おめでとうございます!」

Aさん「この前、鑑定してもらった時、きらら先生から『大丈夫よ。今年中に授かりますよ』って言われたのですが、ドンピシャ!――生理が止まったので、先週、お医者さんに入ったら『おめでたです。3ヶ月ですよ!』って。もう嬉しくて嬉しくて。早速、報告にきた次第です」

幸せいっぱい、夢いっぱいのAさんの独演会が続きます。

Aさん「きらら先生ったら、わたしは真剣なのに『今年中には~』なんて、あっさり言うので、その時は『3年間、ずっとできなくて、何度も病院で診てもらったり、基礎体温をつけたりして頑張ったのに。また適当なこと言っちゃって…』と、正直なところ、半信半疑だったのですが、それがなんと…」

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きらら「今日は、おめでたいお話だから、珈琲じゃなくて、日本茶にしますね」

とっておきの煎茶を淹れました。

Aさん「でも、お医者さんでも分からないのに、どうして占いで分かるんですかね?」

きらら「なぜなのか、わたしにも分からないけど、世の中には『理外の理』ということがいっぱいあるわよ」

Aさん「理外の理?」

きらら「Aさん夫婦の場合、相性度数は92点でとってもいいんだけど、結婚するのが、もう少し早いか、遅かったら、3年もかからなかったんだけど…」

Aさん「ふ~ん。不思議ですね」

きらら「天の配剤というか、赤ちゃんの方が『自分にとって、一番いいタイミング』を選んだんじゃないのかな?」

Aさん「わたしたちは、自分たちの都合だけで、『できない、できない』って騒いでいるけど、ひょっとしたら、赤ちゃんの方も静かに考えていて、『今だ!』っていう時期を待っていたのかもしれませんね」

きらら「赤ちゃんの”期待”に応えるためにも、6ヶ月ぐらいまでは、無理をしないで身体をいたわらなきゃだめよ」

Aさん「はい。――やっと授かった”宝物”ですもの。大切にします」

どうか、元気な赤ちゃんが産まれますように…。

きらら(9/25)