「白銀も 黄金も玉も 何せむに 勝れる宝 子にしかめやも」

涼風謹呈

今年の夏の暑さは格別です。

呉々もご自愛ください。

 

2016年盛夏

きらら館スタッフ一同

気温32度、じっとしていても汗が出る先月下旬。
入り口付近で何やら人の気配がします。

きらら「はて、誰かしら?」

予約の方にしては少し早過ぎます。

Nさん「きらら先生、こんにちは~。お久しぶりです」

ひょいと顔を出したのはNさんです。

きらら「どうしたの急に?――暑いでしょ。――さあ、冷たい麦茶でも飲んで」

Nさん「東急百貨店に買い物に来たので寄っちゃいました。予約しなかったけど大丈夫ですか?」

結婚して1年半。いつもは旦那さんと一緒なのに今日はひとりです。

きらら「彼は一諸じゃないの?」

Nさん「たまにはひとりで…(笑)」

すっかり奥様らしくなったNさん。”貫禄”さえ出てきました。

Nさん「今日は報告したいことがあって…」

Nさんの表情からは悩み事があるようには思えません。

きらら「幸せ太りかな? 少しふっくらしたんじゃない?」

Nさん「うわっ。先生は何でもお見通しなんですね?」

何が何だか分かりません。

妊婦さん

Nさん「実は…年末にママになるんです」

きらら「エッ、おめでたなの!――おめでとう!」

Nさん「ありがとうございます」

きらら「でも、今日みたいな暑い日に外出して大丈夫なの?」

Nさん「もう安定期にも入っているし、身体だけは頑丈ですから…(笑)。結婚直後に観てもらった時に、きらら先生から『赤ちゃんは今年の暮れよ』って言われて。――主人もわたしも半信半疑だったのですが、ピッタリなんですからびっくりしてしまいました」

少しばかりN子さんの結婚の後押しをしたのは事実ですが、第一子の出産時期まで鑑定していたことはすっかり忘れていました(笑)。

Nさん「大恩人の先生には、もっと早くお知らせしなければいけなかったのに遅くなって失礼しました」

恩人だなんて大袈裟すぎます。

Nさん「お医者さんからは、まだ男の子か、女の子か知らせてもらってないのですが、どっちでしょうか?」

きらら「そんなことより元気な赤ちゃんを産むことよ」

Nさん「はい。ありがとうございます」

きらら「男の子でも女の子でも、授かった子どもは宝物。お腹の中でも赤ちゃんは敏感だから、良い子が産まれるように心穏やかな毎日を送るようにね」

きらら(7/11)

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