『比べる相手』
七月に入りました。
今年は例年より早く夏らしい暑さが続き、「まだ七月が始まったばかりなのに」と思わず空を見上げてしまいます。
最近は日傘を差す男性の姿も珍しくなくなりました。
時代が変われば、夏の過ごし方も少しずつ変わっていくものですね。
今年は例年より早く夏らしい暑さが続き、「まだ七月が始まったばかりなのに」と思わず空を見上げてしまいます。
最近は日傘を差す男性の姿も珍しくなくなりました。
時代が変われば、夏の過ごし方も少しずつ変わっていくものですね。
さて、人は昔から、つい誰かと自分を比べてしまうものです。
子どもの頃はテストの点数。
社会人になれば仕事や収入。
年齢を重ねれば健康や家族のことまで、比べようと思えば際限がありません。
もっとも、比べること自体は悪いことではないのでしょう。
自分を成長させるきっかけになることもあります。
ただ、不思議なのは、人は自分より恵まれている人ばかりを見てしまうことです。(笑)
「あの人は順調そうだ。」
「あの人は運がいい。」
そう思っていても、その人にも誰にも言わない悩みがあるかもしれません。
占いのご相談でも、
「周りはみんな幸せそうなのに、私だけが取り残されている気がします。」
というお話を伺うことがあります。
ですが、お話を聞いていると、その方にも周囲から見れば羨ましいものがたくさんあることに気づきます。
健康であること。
安心して帰れる家があること。
気軽に話せる人がいること。
それらは毎日そこにあるので、ありがたさを忘れてしまうのでしょう。
昔、ある人がこんなことを言っていました。
「幸せは持っている量ではなく、数え方で決まる。」
なるほど、その通りかもしれません。
人と比べ始めると終わりがありません。
けれど昨日の自分と比べることならできます。
少しだけ笑えるようになった。
少しだけ前向きになれた。
それだけでも立派な前進です。
人生には競争も必要でしょう。
しかし、いつも他人を物差しにしていると、自分の歩幅を忘れてしまいます。
急ぐ人には急ぐ人の道があり、ゆっくり歩く人には、その人だけの景色があります。
今日くらいは、人と比べることを少し休んで、自分の歩いてきた道を振り返ってみるのも悪くありません。
案外そこに、自分では気づかなかった幸せが見つかるかもしれません。
きらら(7/5)


