『品格なき指導者たち』

『品格なき指導者たち』

内外ともに何だかんだと、騒がしい毎日です。

「外」の騒ぎの”主役”は言わずと知れた”暴れん坊大統領”です。
Dealと言うべきなのか、とにかく毎日話題にならなければ気が済まないとばかりの傍若無人ぶりに世界中が右往左往状態です。
もっとも我が国のメディアは彼の国の影響下にあるので、殊更そう感じるのかもしれませんが…。
しかし、世界の約半分を占めるのは政治体制が違う、いわゆる東側の国。
何事も過ぎたるは猶及ばざるが如しです。
いくら強大な軍事力を持っていても一天地六、何かの拍子で”オセロゲーム”になるのが歴史の常。
「本来は”兄弟分”のEUに対する豹変ぶりを見るまでもなく、いつまでも盟友の御機嫌取りに精を出していれば我が身は安泰と考えるのも程々にすべきでしょう。
加えて掲げるのがまともな大義名分ならいざ知らず、”品格のない国益主義”とあらば尚更のことです。
一部には現在の米(トランプ)・露(プーチン)・中(習近平)の指導者たちをかってのヤルタ会談のメンバーである米(ルーズベルト)・英(チャーチル)・ソ連(レーニン)に見立てるムキもあるだけに尚更です」(=防衛省OB)

Ishiba with Trump in the Oval Office February 2025 4

一方、「内」の騒ぎといえば、石破総理大臣の「10万円商品券事件」なのですから可愛さは抜群ww。
「外」では国の行方を左右する大事件でテンヤワンヤの大騒ぎの最中に、こののんびりさ加減は喜ぶべきか、それとも危惧すべきなのでしょうか。
確かに10万円のお土産代に1万5000円の食事代は、今の時代には似つかわしくない大金です。
とはいえ「永田町の選良たちは我が身を振り返ることなく、自分たちが選んだ与党議員までもが、この金額に青筋立てて『国家のために総理失格!』と声高に叫ぶのは、自己の計算以外何物でもないのは明らかです。
なぜ『それはそれ、これはこれ』と”大人の分別”もせず、目先の利益?のために政局に走るのでしょうか。
それではスケールだけが段違いの、前段で述べた”品格のない指導者トリオ”と同じだと思うのですが、やはり歴史は繰り返すのでしょうか?」(=前出同)

きらら(3/16)

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