『無私無欲』

『無私無欲』

――ウクライナ、イスラエル戦争に続いて、シリアのアサド体制が崩壊、そして隣国韓国の戒厳令騒動と2025年もややこしい年になりそうです。

「新年早々には、米国には暴れん坊大統領が登場するし、世界中で倫理を失くした 我欲主義が当たり前になり『勝てば官軍、負ければ賊軍』。混乱に超がつく年になるかもな」

――ホント、ニンゲンは口では平和、平和と言いますが、その同じ口で「平和な世界を実現するために戦争する」という理屈で戦争を始めるのですから…。

「時代は変わってもバカさ加減が変わらないのがニンゲンだからなあww」

――こんなバカな人類を作った神様は”罪作り”ですねww。

「まあ、神様という<概念>を造ったのもニンゲンだから仕方ないだろうなww」

――先日、全国紙に籍を置く大学の先輩と定番の「人生相談」についてあれこれ話をしたのですが、「10年前、20年前、30年前と10年単位で掲載した読者の悩みを分類したところ 、いつの時代も悩みの種類は同じで、またそれに対する回答も同じだった」と「悩みに進歩ナシ」と笑っていました。

「科学は進歩してもニンゲンの本質は進歩せず!――謙虚さを忘れなければ悩みも少なくなるのだが、悲しいかなそれを阻むのが、さっきも言った欲望だ」

――ニンゲンの欲望というのは生まれつきのものなんですかね?

「”正倉院”は貧富の差が生まれたことを象徴するものだと言われているが、欲望は持つモノ、持たざるモノが生まれたことが原因のような気がするなあ」

――無私無欲こそがニンゲンのあるべき姿ということですか。

「最近、縄文文化の研究が盛んだが、縄文時代は平等主義だから欲望も生まれにくいのじゃないかな」

――悪の根源は欲望、特に物欲?

「悲しいかな、戦争ビジネスは<物欲の最たるもの>だから、永遠に失くならないだろうな」

――「戦争は悪、しかし戦争を失くすために戦争をする」……嗚呼、タマランチ!

きらら(12/16)

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