『地球沈没?』

『地球沈没?』

――やっと秋になったと思ったら逆戻り、寒くなったり暖かくなったり。もう日本には昔のような四季はなくなりましたね。

「アメリカでは強いハリケーンで大被害が出ているようだし、こうまで地球規模で気候がゴチャゴチャになっては、もはやCO2による地球温暖化を原因にした、これまでの”常識”が嘘っぽく聞こえるな」

――嘘っぽくというと?

「思うに今年の異変は、CO2増大が原因ではなく、地球自体が大々的におかしくなっているんじゃないかな。それを言うと、みんながパニックになるから目に見えないCO2を”犯人”にしているのかもしれないな」

――確かに100年に1回、50年に1回などという解説が多いのも、そのせいなんですかね。

「そう言っとけば、誰も責任を負わなくて済むから、便利な言葉だしな(笑)」

――それはともかく、イスラエル戦争、ロシア戦争が、まったく終わる気配が見えませんが、どうなるんですかね。

「戦争は”地球上最大の美味しい産業”だからな。裏でゴソゴソしている”プロデューサー”にしてみればそう簡単に止められんだろうな」

――プロデューサー?

「表札は出していないが、米国、ロシアに跨る財閥というか、”ビジネス集団”だよ」



出典:wikimediaLower Manhattan from Governors Island with a fishing boat

――肝腎の国連はきれい事を言うだけで、全然役に立ちませんが‥‥‥。

「国連の”株主メンバー”(=運営資金拠出国)の顔ぶれを見れば、彼らは言い訳集団に過ぎず、予定の儲けが出た時に、ようやく”待った”をかける役目が回ってくる(笑)ことになっているんじゃないかな」

――それじゃ、この世はすべて”お芝居”じゃないですか?

「そうだよ!」

――歴史が脚本アリのお芝居だなんてガッカリです。

「ガッカリではなく”勉強不足”と言うべきだろう(笑)」

――自然界に生きる動物の中でニンゲンが最大の”悪者”のような気がしてきました。

「そうだよ。その悪者が『自然にやさしく』などと宣っているのだから冗談はヨシコさんだ。偽善も程々にしないと、マジで自然に懲らしめられるだろう」

――今こそ自然相手に謙虚に生きなければいけない時期に、我々の日本では”裏金だ、ヘチマ”だと大騒ぎしてリーダー選びをしているのですから将来は暗そうですね。

「暗そうではなく、暗いだろう(笑)。石ころの中から珠玉を選ぼうとすること自体、無いものネダリだからな。そして、そのデクノボウ集団から選ばれたリーダーが代表になった日本を操るのが、今よりひと階級上の悪いニンゲンだろう」

――ヒェ~ッ!

「その悪がMAXになった時に、何年先か分からないが、地球そのものが破壊される時なんのじゃないかな」

――ああ、嫌だ、嫌だ!

きらら(10/13)

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