『地震 台風 豪雨に熱中症』
――いやはや台風如きで日本列島はテンヤワンヤの大騒ぎですが、一体、誰の所為なのか。
先達は「天変地異はすべて為政者の不出来の所為」と看破していますが、まさに言い得て妙。
自然の”お仕置き”の的確さに改めて感服仕り候。
「昔は『地震 雷 火事 親父』と言ったものだが、今は『地震 台風 豪雨に熱中症』に変化。
メディアのトップニュースは、いずれも同じ。トクオチのない天気予報に掛かりっきり。
おかげで自民党、立憲民主党の総裁選や権力機構の不祥事なんぞは”75日以下”の扱いでシャンシャン!(笑)
何とも落ち着きのない毎日だな」
――さらに台風前まではランキング上位に入っていた米大統領選やロシア戦争&イスラエル戦争”は完全に圏外です。
「まあ外電頼りの見てきたような”講釈記事”だからどうでもいいけどな…(笑)」
――それだったら、むしろ関西某県のキャリア知事の責任回避術の見事さでも分析した方が良いのじゃないですかね(笑)
「百条委員会での『オレは県民のための仕事をしているんだから、職員が何と言おうとオレは悪くない。
家来が殿様のオレに気を遣うのが霞が関のルールだ。
県のために頂いたモノはオレのモノだ』etcと言い張り、責任を寸とも認めないあの渋太い精神力はすばらしいと言うほかないな(笑)」
――確かに知事という職は、明治維新の際に行き場がなくなった旧藩主のためのポストでした。
しかし、それを令和の世にまで都合よく引きずる選民思想は勘違いも甚だしいと言わざるをえません。
「人徳よりも殿に気を利かすことを部下に求める知事による行政に(笑)県民=領民はさぞかし幸せなんだろうな(笑)」
――当地に住む学生時代の友人に、会の知事で幸せか?と聞いたところ「冗談じゃない。あんな冷血知事は県民の恥だ」と文句を言ってましたよ。(笑)
「まあ、人それぞれだから(苦笑)‥‥‥しかし、普通は自死者も出ているのに責任回避のためにあそこまで開き直れる人物には”×カード”だろうなあ」
――まだ若いのに、これからの人生をどんな風に生きるんですかね。
「ヒトの世の中は『徳よりも恨』というのが歴史の教訓だから――」