『素朴な疑問』④
―まだ6月だというのに真夏日続きとは?一体、どうなっているのでしょうか
「すべては自然の為せるワザだな」
―何となく分かりますが、簡単に『自然』と言われても…」
「ニンゲンだろうな」
―ニンゲンが自然破壊の”張本人”ということですか。
「言葉は穏やかでないが、そもそも産業の進歩というのは自然の逆のことを行う、露骨に言えば”自然を破壊することを金銭に変える作業”だからなあwww」
―自然の破壊を産業の進歩と言い換えて悦に入っているのがニンゲンというわけですか。
「こんなことを言うと”炎上”必至だから誰も大っぴらには言わんがなあwww」
―それじゃあ、ずっと縄文、弥生のままで暮らせということですか?
「極論だが、自然に優しく生きたいと思うなら、そうすべきだろうwww」
―確かに「All or Nothing」で良いなら、それも分かりますが…?
「それができないのだったら『自然に優しく』なんて偽善的な言葉をくちにしないことだよ。
自然界の生き物で自然を食い物、破壊してのうのうと生きている生き物はニンゲンだけだよ」
―「ニンゲン絶対悪論」ですね。
「正直、そこまでは言いたくないが、自分たちのカネ儲けを叡智、進歩という言葉に置き換え、反省はおろか、すべてを”善行”にしてしまう根性に納得できないんだな」
―う~ん。仰りたいことは分からないでもないですが…。
「その場しのぎで、あっちにいい顔、こっちにいい顔していたら、結局は虻蜂取らず。
かえって事態を悪くしてしまうのがオチだと思うがなあwww」
きっら(6/17)