『素朴な疑問』
先日、関西地方の某大学で教鞭を執っているK准教授がコロナ禍以来久しぶりにご来館。
きらら館とのお付き合いは、かれこれ10年。
いつもは「お子さんの健康占い20分に世間話その他40分」の特別コースwwwです。
「きらら先生からは、いつも“変わった質問”を受けるけどwww今日は何かなwww?」
「立場が逆ですみませんwww。――大きく騒がれるのに、結論が出ないうちにいつの間にか尻すぼみになってしまう問題や事件が多いような気がするのですが……」
「きらら先生の疑問はシンプルだけど、准教のメンツが潰れそうな嫌な予感がするわね?www。
お手柔らかにお願いしますwww」
「いっぱいあるんだけど、最近半導体の製造工場が九州と北海道に新設されるようですが、現在の韓国、台湾、中国、そして日本とアジアに集中するのは何故なのですか?」
「う~ん。わたしは半導体の専門家でないので詳しく分からないけど、確かに以前は欧米が中心だったのに暫時減少、アジアに生産拠点が大きく移動しているのは奇妙ですね」
「半導体は産業のコメと言われる不可なモノなのに、それを欧米が簡単に撤退するなんて!
既に熊本では半導体バブルで大賑わいしているみたいようだし、天邪鬼と言われそうだけど考え過ぎかなwww」
「何事にもオモテがあれば裏があるーー。断定できないけど仄聞した限りでは、撤退したのは製造過程で出る有害物質を危険視したからだとする意見もあるみたいだよ」
「もしそうだと、産業(=おカネ儲け)の代わりに健康を犠牲にするのは”いつか来た道”。
愚の骨頂ですよね」 (次号に続く)
きらら(5/27)