「待てば“やまと撫子”との出会いあり!」

梅雨入り。

しかし昔の梅雨は、もう少し“風情”があったような…。

古人いわく――「天候は世相の映し鏡」

そうかも…。

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今日の最初のお客さまはKさん。
有名大学出身で、外資系企業にお勤めです。

「僕に結婚はありますか?」

座るなり、いきなりの相談です。

「誰か意中の人がいるの?」

「いえ。そんな人がいるどころか、結婚したいなんて全然、思わないんです。そんな僕は変ですかね?」

そうストレートに聞かれても…。

「両親は、僕の顔を見るたびに、まだ結婚しないのとか、早く孫の顔を見たいのにとか、しつこく聞くんです。ひとり息子なので、跡取りが欲しい気持ちは分からないでもありませんが、うるさすぎて…」

とにかく、生年月日をお伺いしてご希望の「結婚」の有無を鑑定します。

ン?――8年~9年後に大きな「結婚」が見えます。
8年後だとKさんは40歳前半です。

「女性云々ではなく、結婚を何か義務のように考えるのがおかしいと、僕は思っています。僕が望むのは平凡な日常で、相手に注文が多いわけではありません。心から人生を共に歩みたいと思える女性と出会えたら、すぐにでもプロポーズします。ただ、これまでそんな女性に縁がなかったからで、それまでは仕事と独身時代にしかできないことに打ち込みたいのです」

わたしが、あれこれアドバイスする余地のない完璧な考えなので(少々、ガッカリされることも覚悟?して)ストレートに鑑定結果を伝えます。

「ズバリ!――8~9年後、2030年~31年にKさんにふさわしい女性が現れます」

その鑑定にKさんは、「ホントですか、良かった~! ひょっとすると、一生結婚できないかもしれないと思っていましたから嬉しいです😊」

「良いとか、悪いとかではなく、今の時代、共働きとか、内助の功という言葉が死語になったように、女性は格段にたくましくなっています。そんな時代でも、2030年に出会うのは、Kさんが理想とする“やまと撫子”タイプの女性だと思います」

「あのう、どうして僕の理想のタイプが“やまと撫子”だと分かったのですか?」

「わたしの主観ではなく、四柱推命と<きらら式・恋愛&結婚鑑定>で占った結果です」

「凄いなあ。今まで当たるも八卦、当たらぬも八卦と思っていましたが、占いというのも侮ってはいけませんねwww」

「2030年にまた、顔を見せてください」

「もちろんです! 本日は本当にありがとうございました」

きらら(6/20)