「仔猫の名前はRちゃん」
コロナ感染者の激減で渋谷の街にも“日常”が戻ってきました。
秋全開。
「さあ、やるぞ!」
空に向かって腕を拡げて深呼吸。
今年もあと2ヶ月弱。
肩の力を抜いて頑張ってください。
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最近、なぜか命名依頼のお客さまが続いています。
今日の相談者は、以前に、お子さんの命名をさせて戴いたKさん。
可愛い仔猫を抱いています。
てっきりKさん夫妻の赤ちゃんの命名と思いきや…。
「先生、違うんです。――申し遅れましたが、名前をつけて貰いたいのは、この仔猫なんですwww。きらら館では、動物占いもしてもらえると聞いていたので、お邪魔しました」
いやはや、いやはや。
「生まれたのはちょうど1週間前。女の子です」
「珍しい毛並みだけど、何という種類なの?」
「学生時代からのお友だちから戴いたのですが、見た目は由緒正しい猫に見えても、正確には雑種です。おじいちゃんとおばあちゃんは、バリバリの血統猫のようなのですが、いろんな血が混じっているので新種の猫に見えるところがわたしは気に入っているんですwww」
「そうよね。血統云々は人間の決めることで猫自身には関係ないもんね。でもこの子の表情はエキゾチックで、ホント、可愛いわね」
「だから、わたしに似るようにwwwできれば和風の名前をつけて欲しいんですが…」
「了解です。――腕によりをかけて考えるわね」
もはや家族の新しい一員。
真剣に鑑定、Kさんの名前の一字を音読み。それを別の漢字に替えて、我ながらおしゃれな名前をつけました。
「女の子らしくお淑やかで、みんなに可愛がられる名前ですよ」
「とっても呼びやすい名前だし、いいわね。――さあ、今日からあなたは『Rちゃん』よ~www」
きらら(11/8)