「洋の東西を問わず人生を左右するのは『縁』!-2」
♪もうすぐ涼しい秋ですね~♪
♪いや、いや、まだまだ暑い暑い夏ですよ~♪
9月になったというのに残暑どころか、盛暑(*_*)のまま。
「季語」も真っ青の毎日ですが、規則正しい生活で体調管理に務めてください。
先週の続きです。
「さて、Mさんの相談は?」
「就職問題です。――現在、地元で水産関係の組合にお勤めしているのですが、どうしても大好きな脚本家の道に進みたくて迷っています。是非、きらら先生に占ってもらおうと思って参りました」
「責任重大だわねwww。――脚本家というと、映画やテレビドラマの脚本?」
「はい。今の職場は安定しているし、とっても居心地はいいのですが、どうしても積年の夢が諦められなくて、東京で勉強してみたいのです」
「ひとり娘だし、ご両親は大反対でしょ?」
「父親なんか、わたしが東京へ行きたいと言った日から、しばらくは口もきいてくれませんでしたが、母のとりなしで『2年間の期限付き』という条件で、上京してもいいよ!というお許しが出たのですが、いざとなったら不安になって…(苦笑)」
「親にしてみたら反対するのは当然だけどwww――脚本のお勉強は?」
「通信教育で3年ほど勉強してきました。自惚れかもしれますんが、講師の先生からは『筋がいい』と◎を戴いていますwww」
生年月日をお伺いして、念入りに鑑定開始。
「大きな<文章貴人★>と<人気★>も持っているし、夢が叶う可能性は大きいけど、あなたの場合は大器晩成型。東京での2年間を業界のナマの空気に接しながら、プロになるための勉強をするのなら賛成だけど、モノになるには時間がかかるかもね。う~ん、そうだわね。もし良かったら、親しくさせてもらっている映画監督がいるから一度、お会いして、色んなことを聞いてみてはどうかしら?」
「うわ~! 本当ですか! 願ってもないことです。是非、お願いします」
「脚本家に限らず、どんなお仕事も憧れだけでモノになるほど甘い世界ではないし、監督からは厳しいことを言われるかもしれないけど、それでもやってみようと思ったら、その時は思い切って上京してみたらどうかな?」
「ありがとうございます。今までは憧れだけで脚本家になりたいと思っていたのですが、プロ、それも有名な監督に会わせてもらえるなんて夢みたいです」
「Mさんはいつまで東京にいるの? せっかく上京してきたのだから、善は急げ。時間が許せば監督に会ってみる?」
「明日、帰るつもりだったのですが、監督にお会いできるのなら、もう1日遅らせても大丈夫です」
早速、監督に連絡、翌日、Mさんとの面談をセットしたのですが、いかなる結果になったのか。――その顛末は、稿を改めて。