「長寿讃歌」

平昌オリンピックが開幕しました。

スキー、スノーボード、スケート、フィギア、カーリングetc。

日本はいくつのメダルが獲れるでしょうか。

フレーフレー、ニッポン!

因みに、わたしが大好きな種目はボブスレーです。

きらら館のお客様のなかで最高齢・スーパー・レジェンドのNさんからご自身でお作りになった手拭いを戴きました。

Nさんのお歳は「80歳以上、100歳未満」。
シャキシャキ、バリバリ――歩く姿はどう見ても60歳台です。

今日は、その特製手拭いに書かれた『長寿賛歌』と題された金言を謹んで紹介したいと思います。

「人生は山坂多い旅の道

還暦 六十歳でお迎えの来たときは 只今 留守と言え

古稀 七十歳でお迎えの来たときは まだまだ早いと言え

喜寿 七十七歳でお迎えの来たときは せくな老楽 これからよと言え

傘寿 八十歳でお迎えの来たときは なんのまだまだ役に立つと言え

米寿 八十八歳でお迎えの来たときは もう少しお米を食べてからと言え

卒寿 九十歳でお迎えの来たときは そう急がずともよいと言え

白寿 九十九歳でお迎えの来たときは まだまだやりたいことがあると言え

茶寿 百八歳でお迎えの来たときは まだまだお茶が飲み足らんと言え

皇寿 百十一歳でお迎えの来たときは 頃を見てこちらから行くと言え」

そして、末尾には、墨痕黒々と

『気は長く 口を慎み 腹立てず こころ丸くして 笑顔絶やさず
 これぞ人生の山坂を登る 要諦なり』 

さすがはNさん。感服です!
 

きらら(2/12)