「『きらら式恋愛度数』は千人力!」

戸棚を整理していたら古いカセットテープが出てきました。

はて、何が録音されているんだろう?

吹き込まれていたのは、わたしがン十年前に歌った十八番?の『瀬戸の花嫁』でした。

♪瀬戸は日暮れて夕波小波~~♪

下手くそな歌に赤面しながらも、遠い乙女時代(?)を思い出した日曜日でした。

Fotolia_67575957_Subscription_Monthly_M本日、午後一番のお客様は、遠路遥々、北海道・旭川からお越しのKさんです。
ネット上に数ある占い館の中から、『渋谷・きらら館』を指名。わざわざ上京して下さるとあっては大感激、張り切らざるを得ません。

Kさん「こんにちは。初めまして。早くお会いしたかったのですが、仕事の都合で、なかなかお休みが取れずに遅くなってしまいました」

わたしよりふた回りほど年下ですが、色白で、遥かに若く見える看護師さんです。

きらら「ようこそいらっしゃいました。お疲れでしょ。自慢の珈琲を淹れますね」

Kさん「いただきます。東京へ来たのは10年ぶりぐらいですが、すっかり変わってしまって。とにかく人が多いのにはびっくりしてしまいました(笑)」

季節の話題や社会問題など世間話が一段落したところで、本題に。
相談内容は「再婚」についてです。

Kさん「離婚して15年。娘が成人するまではと決めて頑張ってきたのですが、その娘も今春で社会人。肩の荷を降ろして、今は”花のシングル生活”を謳歌しているところです(笑)。お電話でも少しお話したように、叔父夫婦が勧める再婚話と同じ職場の同僚からの”告白”の板挟みで迷っています。どうかよろしくお願いします」

事前におふたりの男性の生年月日をお伺いしていたので、早速、その鑑定結果を説明させていただきました。

今回も好評の「きらら式・恋愛度数」を使用します。

きらら「叔父様夫婦が勧める方(Aさん)との相性度数は77点、同じ職場の方(Bさん)とは89点です。――Aさんはバツイチ、Bさんは初婚。――Aさんは会社社長、Bさんは理学療法士。――Aさんはやや亭主関白、優しいBさんは自分のことより相手に尽くすことで喜びを感じるタイプ。――――叔父様夫婦は経済的なことも考えてAさんを勧めるのでしょうが、姐さん気質でちょっぴり自由奔放な面があるKさんには、Bさんの方がふたりにとって居心地が良いと思います。――第二の人生です。おカネも大切ですが、それより和気藹々、明るく、伸び伸びとした毎日の方がずっと幸せです。娘さんとの関係もBさんの方が断然◎です。――結論として、わたしはBさんを再婚相手としてお勧めします」

Kさん「わおっ!良かった~。――内心では、Bさんがいいなあって思っていたんですが、叔父夫婦の手前もあって、なかなか踏ん切りがつかなくて…。でも、きらら先生にバッチリ太鼓判を押してもらったので千人力。骨を折ってくれた叔父夫婦には申し訳ありませんが、わたし決めました。迷わずBさんのプロポーズを受けることにします。ありがとうございました」

欣喜雀躍!喜色満面!――K子さん、今にも飛び上がりそうな気配です。

Kさん「飛行機できらら先生に会いに来た甲斐がありました。初対面なのに、エネルギーをいただきました。本当にありがとうございました」

きらら「あなたの”第二の人生”です。頑張ってくださいね。今度、お見えになる時は、ご主人とおふたりで…」

Kさん「是非、是非(笑)」

どうぞ、いつまでもお幸せに!

きらら(6/6)