「平成26年を占う」

馬年の初めに平成26年(2014年)を占ってみました。

平成26年(2014年)は、甲午・四緑木星。――午年は、あらゆる面において、良くも悪くも“頂点”を極める年回りで、前半が良ければ後半は悪く、反対に前半が良ければ後半は悪いというふうに、何事につけ振幅の大きい年になりそうです。

まず、政治面について。滑り出しは好調だった安倍内閣でしたが、特定秘密保護法をめぐる混乱や靖国神社参拝、解釈変更による集団的自衛権の容認など、強引な政治姿勢に対する反発に誘発される形で、支持率も降下。今年前半は相当な批判に晒されそうです。しかし、後半は、前半の逆風が嘘のように治まり、これまでの懸案が一気に解決、新しい時代への第一歩となる吉報が次々に舞い込む安定した政治情勢が期待できるでしょう。

次に、経済面では、消費税増税などマイナス要因はあるものの、前半は好調で、逆に後半は尻すぼみというシーソーのような動きになりそうです。また、これまで盤石と思われていた企業が没落したり、反対にまさか?という会社が急成長したり、産業地図が大幅に塗り替えられるでしょう。そのバロメーターである株価は、案外早い時期に日経平均1万8千円~2万円大台乗せがありそうで、為替相場も1$=110円前後まで円安が進みそうです。

社会面では、人情の酷薄化に拍車がかかり、眉をひそめるような嫌な事件が頻発。また、心の病も増加、老人問題と共に、さらに大きな社会問題になるかもしれません。その他、地球規模の異常気象で今年以上に世界各地で大きな被害が出そうです。

最後に、芸能・スポーツ面では、一層の低年齢化が進むとともに、これまで埋もれていた意外なスターが続々と登場、世代交代が激しくなりそうです。

きらら(1/6)

photo by:daita