『なんだかなぁ?』

『なんだかなぁ?』

当欄のお願いが天の神様に通じたのかもしれません( ´艸`)。
やっと、本当にやっと「灼熱地獄」から解放されたようです。
それでも北海道では局地的豪雨、天気は気まぐれだけに、まだまだ油断はできません。

現在、世間は「自民党総裁選」報道一色です。
名乗りを上げたのは前回も立候補したお歴々のうちの5名。
各々、似たような「公約」(らしき)ものを声高に口にしていますが、よくよく考えれば、それを聞かされところで(自民党員以外の)一般国民に投票権はないし、「なんだかなぁ?」と思う気がしないでもありません。

「なんだかなぁ?」といえば、最近大きく揺らいでいる「国際連合」(国連)です。
そもそも国連とは第二次大戦の反省を踏まえ、1945年に51ヶ国の独立国が協議して、世界の平和と経済、社会の発展のために設立した機関で、現在は185ヶ国が加盟しています。

しかし、終戦後80年。悲惨な戦争を経験した世代が少なくなったことや、地球全体のことより「自国ファースト」的な考えが叫ばれるようになったことで、当初の「人類は皆、仲良く助け合おう」という設立趣旨は希薄化。
戦争、紛争など、どう考えても国連の出番という事態が起こっても、あれこれ屁理屈をつけて役割を放棄していることは、現在のウクライナ戦争やパレスチナの状況を見れば明々白々。
一部には「ここまで機能不全になった国連は早晩、解体されるのではないか?」と指摘するムキも少なくありません。

「なんだかなあ?」と思うのは(スケールは格段に小さくなりますが)、頻繁に報道されている教師による幼い教え子たちに対する「盗撮事件」です。
撮影道具がそれほど普及していなかったからでしょうが、昭和の時代には凡そ耳にすることはなかった破廉恥な事件には唖然とするしかありません。
もちろん一部の教師による犯罪ですが、「聖職」と呼ばれた教職が、「狂職」と揶揄されるようではいずれ「仰げば尊し~」などと素直に歌えなくなる時が来るのでは?

きらら(9/21)

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