『吉事のウラの凶事?』
ようやく朝夕に“小さな秋”を感じる(気のせい´艸`)ようになりました。
この間までは「自然に優しく」なんて人間が地球上のイニシアティヴを握っているかのように言っていたのに、今では自然に「優しくしてください」とお願いしなければいけない毎日の天候です。(笑)
連日の猛暑に豪雨――もう何度も当欄で書きましたが、「天変地異は為政の乱れ故」と喝破した古人の言葉に改めて感服した次第。
さて、ここ旬日のメディアは、次の為政の担い手を巡って、まるでこの天変地異を収束できる“救世馬”がいるかのように、競馬予想にも似た解説でにぎわっていますが、果たして出走表のなかにそんな“優駿”はいるのでしょうか。
ならばと候補者を縦・横・斜めから検分してみましたが、残念ながら沈没中の“国民丸”を引き上げることができる“サルベージ馬”は ○×△也!
もっともそんな“駄馬”を選んだのは乗船中の有権者です。――ヘタな期待を抱く前に、自業自得と諦める( ´艸`)しかなさそうです。
ところで、ヘタな期待と言えば、税、賃金、年金など不平不満渦巻く世間の喧騒と裏腹に日経平均株価が景気よく史上最高値を更新しています。
上昇は先物との価格調整によるものですが、実態と株価が反対のこの現象こそ「株式投資はギャンブル」の証左なのですが、マスコミの伝え方は、そんなことには一切触れず、株価上昇は吉事扱い……( ´艸`)。
大きなスポーツ大会やワイドショー好みの話題が過大に報道される時には(ひねくれた見方ですが)その裏では密かに“凶事”(たとえば103万円の壁と106万円の沼)が進められていことが多いことに留意すべきです。
きらら(9/14)











