『ガンコ先生の思い出④』

『ガンコ先生の思い出④』

まさに「天変地異は為政の乱れ故」通りの天候というべきか、先週は酷暑に加え台風、津波の“トリプル厄災”でテンヤワンヤの毎日でした。
それにしても沖縄より北海道の気温が高いとは!――時代は変わるものとはいえ、この激変ぶりは、さすがに超サプライズ!――専門家の間では「この異常天候は少なくとも数年続く」との声もある由、暗澹たる気持ちにさせられます。

さて、異常気象の元凶たる“為政”にあっては、参院選の惨敗をめぐって「辞めろ、辞めるな」の大合唱のなか、虚しい戦犯探しに嬉々として参加、本分を忘れて乱れっぷりに拍車を掛けています。

それはともかく、ついこの前まで断然のトップニュースだった「令和のコメ騒動」はその後どうなったのでしょうか。
どう考えても“古米大臣”の備蓄米放出ぐらいで解決する問題ではないはずなのにチン!とも音がしないのは不気味このうえありません。(霞が関界隈では農水省が“第二の郵政”になる?との声も聞かれます)

今回の『ガンコ先生の思い出』は逝去前のラスト稿です。

――ウクライナ、イスラエルなどの戦争が終了する気配がありませんが、第三次世界大戦に発展する可能性はありませんか。
S先生「あるか、ないかの二者択一ならあるだろうな」

――(´・ω`・)エッ?
S先生「以前言ったと思うが、世界のあちこちで起こっている紛争の終着駅は、米・露・中、三国による分割支配だから、理想論は残念ながら通用しないだろう」

――???
S先生「今の時代、何事もやったモン勝ちだから…(笑)」

――先生らしからぬ過激な意見ですが、そうなると核兵器の使用も?
S先生「あるだろうな。――戦争を終わらせるためなら原爆使用もアリ!という考えもあるからな(笑)」

――そう言われても何だか釈然としませんが…。
S先生「力の裏付けがあれば『屁理屈が正論』になるのが現実の世界だ」

――戦争は、常に弱い国が利用され、結局は使い捨てにされる?
S先生「悲しいが、それは歴史が物語っているだろう」

――悪いヤツほどよく眠り、よく儲けるのですね。
S先生「今のような時代にこそ、その人物の人間性が如実に出るものだよ(笑)」

きらら(8/3)

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